TEINのMONO SPORTとHKSのHYPERMAX4 SPで迷っています。 車はエンジンノーマルのインプレッサ（GRB）で、主にワインディングと高速メインです。

Question

いずれも路面はそこそこ良いですが、段差・繋ぎ目等ももちろんあります。
HKSの方はF12R10とTEINのF10R8よりバネレートが高いので、公道だと跳ねて逆に乗りにくくならないか心配しています。

欲しいのはとにかく接地感で、この２つ以外の車高調は今のところ考えていません。

両者あまり変わらないか、いずれかの方が明らかに接地感等が勝るか、ご存じでしたらご教示ください。
よろしくお願いいたします。

Answer 1

qui********さんへ

別車種ですが、どちらも使った事が有るので、「傾向」的な話をしますと。。。

私的には、HKS：HyperMAX Ⅳの方が、圧側減衰力が強い(ってか、伸側減衰力が全然足りない)ので、突き上げのゴツゴツ感で如何にも「換えたぁ」って感想を持つと思うのですが、実走では感心しませんでした。
で、25千km手前だったかな、1年以上乗って、後ろから油漏れも見え始めたので、オーバーホール or リビルド(with 伸側減衰力Up)を敢行しました。
確か、25千km迄、3年迄は保証が利くと思ったので問い合せした所、
保証で交換なら、中国生産なので、新品と入れ替えしか出来ない。
と言う事で、減衰力変更とは両立させられない事が判りました。
何の為に、分解可能な構造の物を選んだんだか。。。

色々考えましたが、出入りしている車屋が競技屋さんで(全日本レベル)、「仕方無いなぁ、やるヨ」と引き受けてくれたので、伸側強化と併せて修理を依頼したのでした。
が、オイルシール類が中々入手出来ない。(シールメーカーのカタログに掲載している品種でも、小売りで入手出来なかったり)
又、リアは片方が外部へ漏れ始めていましたが、もう一方も無傷では無く、ガス室を仕切るフリーピストン部で漏れ始めてました。(ガス反力の、手放しの伸びが既に弱かった、との事)
シールのリップは痛んでいる様には見えない(触感)のに、漏れが止まらない。ので、何度か組み替え・試走を繰り返して、やっと落ち着く。(スピンドルシャフトのクロームメッキ層を痛めない様にそぉっと磨いて、何とか止まる)

その後、前のばね定数を1kg減らした物に付け換えて、まぁまぁのバランスに成りました。
残念な事に、この車は貰い事故で廃車。

で、今の車には(同じクラス、同じ駆動方式)TEINの足が装着されていたのですが、HyperMAX Ⅳが新品装着直後から「こりゃ駄目だ(伸側減衰力付け増さなきゃ)」と感じたのに比べて、ちぃと足りないかな、程度で済んでます。
こちらも、純正(と思われる仕様)だと車高下がり過ぎ。
最初は、お皿で2cm上げたら、前がプリロード過多に成ったので、お皿の位置は元に戻して、全長を延ばして貰う。
但し、前の減衰力調整が目一杯締め込み状態でも足りない感じな事が判明したので、オーバーホール時には減衰力(特に、伸側は多目)Upで依頼する積りです。

と言う事で、私的にはTEINに軍配、かなぁ。。。(本当は推奨したく無いが)

>公道だと跳ねて逆に乗りにくくならないか
減衰力次第ですねこれは。
逆に言えば、硬いだの跳ねるだのは、殆どが減衰力次第です。

>欲しいのはとにかく接地感
ならば、出来るだけ車高は下げないで、、、という着眼点・依頼の仕方をすべきでしょうねぇ。みんな、下げ過ぎ。サスストローク、リバウンドストロークを詰め過ぎ。
一つ、示唆に成る物をご紹介しておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=Nh1RxyMzJkY

と言う事で、どんな物を選んでも、自分なりのセッティング出しは不可欠だと思って下さい。

Answer 2

好みにもよりますけど、個人的にはTEINのMONOスポをベースにEDFCactivePro組んで、適当なトコでO/Hのオプションメニューの仕様変更併用して減衰の特性変更入れますかね。

接地感というと少し混同しそうですが、路面追随性を求めるなら減衰の立ち上がりを若干カットして、小さいギャップは軽くいなせるようにしておいて、ピーク減衰は想定する高速コースの範囲にあれば良いかと。

一般的に足回りを無駄に固めてしまう風潮があるので、メーカーもそれに合わせて無駄に初期減衰発生高めの商品が多くなってしまい、伸び足間に合わないショックだらけですね。