マイルドハイブリッド12Vと48Vの、長所短所等わかりやすく教えて頂けますか。ここ数年欧州の大型車は48Vが主流のですが先日発表されたマイナーチェンジしたアウディQ5やA4は12Vを採用しているよ

Question

うです。最新のゴルフは小型車にも関わらず48Vを採用しているようです。ネットで調べてもどうもよくわかりません。12Vだから悪いとか48Vだから良いとかじゃないと思いますが、よろしくお願いします。

Answer 1

別に12Vでも48Vでも所詮そんな子供だまし程度の



ハイブリッドHV車しか作る技術しかないので
これが限界だと私は思うのですが



簡単に言えば12V式はスズキの軽四
ワゴンRやスペーシアと同じ原理で
回生オルタ式モーターで
軽四なら2～3馬力程度のアシスト程度です。


まあ軽四には大きな電気モーターも
搭載が難しいのでこれが限界だとは
思いますが、普通車でなんちゃってハイブリッドではね～



この12V式からDC／DCコンバーターで
それよりも高電圧の48Vにすることでパワーアップと効率アップが見込める
という理由ですが




よく輸入車でHV車を買われる方もいますけど
全く情けないスペックで買う意味ある？
と思ってしまいます！
性能わかってるのかな～と！



トヨタは5000億円は開発費投じたでしょう！
17年前の2003年、2代目プリウスにＴＨＳII
と呼ばれる(発電と駆動の2モーター式)HV車を
世界初で発売しました。
https://global.toyota/jp/detail/1666903



このプリウスを世界中の自動車メーカーも目指し
作ろうと、フォルクスワーゲン社やベンツ、BMW
フォード、GMも開発しましたが結局断念しました！



フォルクスワーゲンやベンツ等もこの20型プリウスを
徹底的にバラバラにし研究しましたが


答えは
難しすぎて作れない！とひっくり返ったと言います！

特に難しいのがエンジンと電気モーターに常に
切り替わりながら違和感なく走行する
制御技術といわれてます。



確かにトヨタは凄いのですが
ＴＨＳII技術にはトヨタを支える
部品会社、デンソーやアイシン精機
豊田自動織機など沢山のトヨタ系部品会社の
技術が沢山盛り込まれ
ドラマ下町ロケットの何倍とも
ＴＨＳIIには2万3000件の技術特許を
トヨタ自動車は抑えているのも事実です。




このトヨタの(発電と駆動の2モーター式)
ストロングハイブリッド車に唯一挑戦し
トヨタの技術特許にも被らず独自製品化した
自動車会社がホンダ技研です。
トヨタに遅れ10年経過しましたが
2013年デビューのアコードHVでした。




現在世界中の自動車メーカーどこを探しても
プリウスのような2モーター式HV車を作れる
技術を持っているのはトヨタとホンダ
この2社しかないことを日本国民あまり
わかっていない方が多いですね！




日本のモノ作り技術の証明であり
当たり前のように日本人には
ヤリスHVやフィットHVが200万円程度で
売っている、その技術が買えることを
私はすごい国だな～と思うからです！





結局もうHV車開発に断念した(断念したというかこれしか作れない)
48Vハイブリッド車のスペックを見れば一目瞭然です！




トヨタ新型ヤリスハイブリッド
1500ccエンジン＋80馬力電気モーター



ホンダ新型フィットハイブリッド
1500ccエンジン＋109馬力電気モーター



まあこれぐらい電気モーター出力なら
半分電気で走る理由がわかりますよね？
クラウンHVなんかは200馬力もある
モーター搭載してますから！




結構最新の48V車ですが
ベンツSクラス S450 48Vハイブリッド
3000cc直6ターボ＋スーパーチャージャー
に19馬力48Vモーターアシスト

価格1000万円


2トン級の大型サルーンに
19馬力程のモーターアシストなんて


なんの意味あるの？



この程度しか作れないということ！




皆さんこれわかって輸入車のHV車買ってるの？