アウディ A6 (セダン) のみんなの質問

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FR車について教えてください。
FR車はFF車に比べて運転が楽しいとか、乗り心地がいいとかいいますが、そうなのですか?駆動輪が違うだけでそんなに変わるのですか?
私はFF車とAWD車は運転し

たことがありますが、違いはよく分かりませんでした。どなたか教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

コーナリングの限界性能ではFR車の方に分があるのですが、公道走行でそのような性能の違いが問題になるような場面はそれほどありません。ユーザーの95%にとってはどうでも良い話だと思います。
逆に、舗装面の荒れた悪路や滑りやすい雪道では、物理的に外乱に強いFFに分があります。よく言われるのですが、マッチ箱を後ろから押すのと、前から引くのと、どちらが姿勢が安定するかと問われれば、前から引いた方が良いということです。
では、世の中の高級車にFRが多いのはなぜなんだ、という事になりますが、理由は次の通りです。
①まずFFで問題になるのは、操舵輪である前輪にエンジンからの駆動力が直接伝わりますので、どうしてもハンドルに振動が伝わりやすくなることです。
②ハイパワー車の場合、FFだと加速時に後輪に重心が移動して前輪に十分な荷重が掛からず、ホイールスピンしやすくなるという問題もあります。
③FFではエンジンを横置きにすることが多いのですが、横置きで駆動力を掛けるとエンジンが前後に動こうとします。縦置きの左右の動きに比べて前後の動きを抑えることの方が厄介であり、ハイパワーエンジンの場合特にドライブフィールを損なう要因の一つになります。アウディは、これを嫌ってFFでありながらエンジンを縦置きにしています。

確かに、2Lクラス以下のファミリーカーでは、FRに比べて室内が広く取れることや、軽量化が可能といった点でFFのメリットが大きく、、事実市販されている車の大多数はFFです。
しかし、3L以上のサルーンとなればFRが主流です。国産で見ても、クラウン、フーガ、レクサスLS、日本でよく見掛ける輸入車だと、ベンツE、S、BMW5、7などで、FFはアウディA6、A8などむしろ少数派です。
FF高出力車のトラクション不足は、素人にもわかるレベルです。先代レジェンドに乗っていたことがありますが雨の日には前輪が空転しているのがわかります。もちろん、トラクションコントロールシステムでエンジンの出力を絞る制御を行って空転を止めているのですが、結局、トラクションの不足でエンジンのパワーを使い切れない場面がFRよりも多いということです。
大型サルーンでFFを採用しているアウディは、エンジンを車体の前寄りに配置して前輪に荷重をかけ、トラクションを確保しています。しかし、それでも対策としては不十分なので、4WDをラインナップの中核に据えています。また、フロントヘビーのレイアウトが災いして長周期のピッチングが出やすく、乗り心地に悪影響を与えています。
結局、乗り心地やドライブフィールを厳しく問われる大排気量の高級車では、FRに分がある、と言うことです。

質問者からのお礼コメント

2010.12.2 22:11

たくさんの詳しいご説明をいただき、本当に感謝致します。BAに選びたい回答ばかりですが、中でもyuk200509さんのご説明が素人の私にも分かりやすかったので、BAに選ばせていただきました。皆様ありがとうございました。

その他の回答 (12件)

  • ■この手の回答への意見は少しアンフェア傾向だと思います。
    FR=高級車、走りにコストかけているスポーツカー
    FF=低価格車、ファミリーカー
    で比較しているので本来の駆動方式差論議ではなくなってます。


    ■現代の技術では、私も違いがよくわかりません。FR神話だけが残っているのでしょう。
    少し古いですが、マークⅡ(100系)とアコードやアテンザ比較した場合ですが、
    アテンザが一番楽しかったです。マークⅡのFRの魅力って何?って感じでした。
    プジョー405(FF)とBMW318i(FR)でも同様です。405が圧倒的に楽しかったです。
    ちなみに乗り心地含めてです。


    ■軽量なFRには大いに魅力ありです。
    よくドリフト出来るとかいう方がいますが、実際やらないでしょう。公道では危険運転行為です。
    ならば大パワーに耐えるトラクション性能のFRだとか、ケツを流せるFRだとかはあくまでサーキット内での話しです。

    しかしユーノス(マツダ)ロードスターはFRだからこそ魅力ありです。
    ハンドルの自然な軽さ(ノーズ動きの高アジリティ)、アクセルON、OFFで自在にアンダー・オーバーステアをコントロールできる楽しさは大いに魅力です。ロードスター乗りにFR好きが多いのも納得です。


    ■少パワー車はFFに限る
    私は2Lの同エンジンで、FR、FFと乗り継いだのですが、FFのほうが断然パワー感があり、燃費もよかったです。
    工業製品としてはFFが良いのは誰でも認める事実であって、FFは楽しさや乗り心地含め欠点は解消されているはずです。

    ■古い人、古典主義車がFR神話を語ります。
    少し前までは、MT、FRは男が乗るもの、AT、FFは女車という固定概念ある方がおられました(残念です)
    しかしながら、日本のどこを見回してもAT,FFしかありません。これがスタンダードということを受け入れない方々だけがFR神話を語ります。無いものへの妄想です。(もちろん高級車部門はありますが)
    FFのFRに対する欠点を全て語れる人ってジャーナリストでもいないのではないでしょうか。

    以上、参考ください

  • FR車に乗ってます。
    初めてのFRですが、明らかにFFよりもコーナーやアクセル踏むのが楽しいです。
    FRに慣れると、FFの動きの挙動が不自然だと感じました。
    私は、もぅFF乗りたくなぃと思ってるほどです。まぁ雪道はFFの5倍は怖いですがね(苦笑)

    乗り心地は、日産のティアナはFFですが乗り心地良いですし、FRよりもスペースが広いです。
    まぁコストによりますが、
    FRの方が昔のよしみで、金持ちのおじ様にはFFよりも圧倒的に受けが良い=高級車買う=コスト高な車=乗り心地が良い、
    の方程式だと推測します(笑)
    実際、FFだと絶対買わないおじ様多いです。

  • FFはケツで曲がる
    FRの曲がりはドライバー位置が中心

  • 最近のFFはとても優秀なものが多く,例えばAUDI TTのように,これがゴルフと同じプラットフォームかと思ってしまうものがあります。しかしレース場のような限界に近い走行シーンでは,誰でもわかるくらいに違います。

    ●FRの特性
    基本的にニュートラル・ステアで,ややアンダー・ステアになります。このため誰でも運転しやすい特性をしています。
    コーナリング中にステアリングを大きく切ったり,アクセルをめいっぱい踏むと,リバースステアになります。これはアンダーステアからオーバーステアに急変する現象です。後輪に駆動力が入りすぎると,摩擦限界を超えてしまい,滑り始めます。このため車両後部(テール)が流れて,オーバーステアになります。防ぐには,後輪荷重を増すとか,幅広いタイヤにすることで,少し改善できます。

    ●FFの特性
    前輪の荷重配分が,60~65%くらいあります。このため前輪のコーナリングフォース(厳密には,荷重で割った値)が後輪より小さくなります。このためコーナリング時,前輪がすべりやすい状態にあり,明確にアンダーステア状態になります。
    レース場やテストコースなどの安全な状況で,コーナリング中にアクセルを踏むと,前輪のすべりがひどくなり,コーナリングフォースが非常に少なくなるので,さらにアンダーステア傾向になります。
    車輪が旋回時,内側に向く(トーイン)設定をしておきます。すると,上記の傾向は少し収まります。

    ●加速時
    FR車は前後荷重配分がほぼ50:50にできるので,加速時,後輪荷重が増えるため,トラクションも増えます。一方,FF車は加速時,駆動輪の前輪荷重が減るため,トラクションは悪化します。だいたいFR車の80%くらいになります。
    雪道のようなすべりやすい路面では,加速度が小さく,このため前後荷重配分比は静止状態に近い状態です。このため前輪荷重が60%くらいになるFF車の方が,トラクションが大きく,走りやすいということになります。

    ●どうしてスポーツカーはFRが多いのか?
    タイヤの摩擦円は,駆動力と横力の合成で決まります。これが最大摩擦円の中に入っていれば,すべりを生じないことになります。FFの場合,前輪が駆動輪で,しかも横力が大きいため,最大摩擦円を超えやすい状況になります。一方,FRでは,前輪には,駆動力が入らないので,大きな横力に耐えられます。また後輪は,駆動力が大きくても横力が小さいので,最大摩擦円に入りやすくなります。

    つまりFRの方が,タイヤでの滑りを生じにくい状況です。これが大出力のスポーツカーに向いている理由です。

    簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

    回答の画像
  • ただ単にFRには高い車しかないから乗り心地が良くなってくるのだと思います。
    運転が楽しいのも排気量が大きくパワーに余裕があるからでしょう。
    ですので違いが出るのは駆動方式ではなく、車体の価格や排気量になってくると思います。

  • >駆動輪が違うだけでそんなに変わるのですか?
    限界領域に近づくと、天と地の差がありますが、
    普通に公道を走っている状態なら殆ど関係ありません。


    限界領域のコーナリングの場合、FFだと我慢のアクセルとなりますが、FRだと結構攻めのアクセルとなるので、その辺りが「FFはつまらない、FRは楽しい」と言われる所以だと思います。


    雪道、凍結路面等の走り方にも違いが出てきます。
    FRだと駆動輪が少々滑っても「少々ケツを振っても)、ハンドルで押さえ込んで走らす事ができますが、FFだと駆動輪が滑ったらハンドルも利かないのでハンドルで抑えると言うこともできません。


    通常のコンディションならFFもFRも大して違いはありませんが、限界領域、悪路等ではFFは我慢の運転となってしまいます。

  • FRの旧車と4輪駆動の新車に乗っています。
    個人の好みとしてお読み頂きたいのですが、FF車は苦手です。

    コーナーでの挙動がFR車はオーバーステア傾向、FF車はアンダーへと
    行きます。街中の運転でも顕著にその傾向を現す車はあります。

    コーナー終わり辺りから加速しようとした際にFF車特有の直進しようと
    する挙動がどうもしっくり来ません。現在乗っている常時4駆でもたまに
    その癖が出てきます。

    FR車はコーナー最終で加速をすると曲がりたい方向に向けた操舵輪
    の方向へ車体が向きますから自然なのです。


    乗り心地は足周りの設計にも関わってきますので何とも言えません。

  • 普段の走行では殆ど解りません。
    峠などでスポーツ走行なんかすると多少違います、ドリフトなんかするとまるで違います。
    一般の走行でFFとFRで差が付くのは・・・・
    雪道等の滑りやすい路面ではFFではある程度走りますが、FRはリアが左右に振ったりしてまともに走れません。
    急発進時には重心が後ろに逃げますので駆動輪が前のFFはスリップしやすいです、FRは反対にスリップし難くなります。
    4WD車はFF・FRのいいとこ取りで上記の二点を克服します。
    あとFF車は駆動と舵を前だけでこなしますので耐久性は劣ります。

  • 乗り心地はサスペンションやタイヤ、ホイールの径によります。
    例えば純正よりインチアップするのであればどのクルマも共通して若干ガタガタする印象を受けるでしょう。
    所謂FR車というものは大排気料やターボモデルのラインナップが多く見受けられます、国産であればシルビア、スカイライン、スープラ、RX-7、フェアレディZ等がそうです。対してFF車はシビック、インテグラ、スターレット、スイフト等比較的排気量の小さいものになると思います。
    他の方も仰っていますが、街乗りでは大差ありませんし、峠を速く走るならFF車が有利と思います。それ程全開で走れず、ブレーキ勝負になったり、コーナリングスピード等の面から小型軽量であることがメリットになります。高速道路を速く走りたいのであればFR車のような大排気量車をお勧めします。全く逆の理由からです。首都高速に関しては、、、、自分の力量次第と考察します。
    このようにスポーツ走行を対象として楽しいという表現になっているものと思われます。
    参考になれば幸いです。

  • 乗り心地はあんまり関係ないと思いますが、運転が楽しい、というのはあると思います。
    ただ、車種によるところが大きいので、FRだったら何でもいいというわけではありません。
    また、FFやAWDでも楽しいクルマはたくさんありますしね(インテグラやインプレッサなど)。
    とりあえず一度、ロードスターを運転してみてはいかがでしょうか。乗り心地はよくありませんが、最高に楽しい車です。

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