自動車タイヤのスピードシンボルに関する質問。 自動車タイヤのサイズ表記には、そのタイヤが走行できる最高速度をスピードシンボルで表示しています。

Question

一般的にS(180km/h)、H(210km/h)、V(240km/h)などをよく見かけますが、
ブリヂストンの資料↓では
http://www.bridgestone.co.jp/personal/mc/products/option/index.html

A1(5km/h)
A2(10km/h)
A3(15km/h)
A4(20km/h)
A5(25km/h)
A6(30km/h)
A7(35km/h)
A8(40km/h)

なんていう非常に遅い速度で細分化された設定が存在しています。
まあ、A8の40km/hなんかでしたら、農業用の小型特殊自動車なんかでありえるかもしれませんが、A1の5km/hなんていうのは、人が歩く速度と大差なく、それがそのタイヤで耐えられる速度の上限というのは、実用品として存在し得ないと思います。

A1やA2のタイヤならば、手押し車のタイヤとして使っても、こんな仕様ではちょっと加速しただけでタイヤがダメになってしまいます。

こんな低速のタイヤというのはどういう目的で存在し得るのでしょうか。
子供の自転車でも15km/h位は楽に出せますからね…

タイヤに詳しい方、是非ともご解説願います。

Answer 1

ロケット発射台だと時速２キロで走行だそうです。

http://www.mhi.co.jp/discover/graph/kokonimo/no168.html

５６個の車輪、１輪当たり１０トン以上の荷重がかかるみたいですね。

質問者からのお礼コメント

なるほど!!!
そういう用途ですね。
超大荷重・超低速という組み合わせなんですね。

時速2キロだと、A1のタイヤであっても2.5倍のマージン取れますからね。
素晴らしい回答、ありがとうございました。