アウディA6 ハイブリッドは、なぜ短期間に販売中止になってしまったのでしょうか？

Answer 1

Audi A6/A8ハイブリッドは、ZF社と共同開発したハイブリッドモデルです。
このハイブリッドシステムは、BMWとZF社で共同開発したハイブリッドシステムをそのまま流用した構成となっています。
BMWのハイブリッドモデルActiveHybridは、プラグインハイブリッドへ技術を継承し330e,740eとなりました。

AudiはVWグループであり、自社のトランスミッション戦略としてSトロニック(VWではDSG)があります。
開発パートナーはZF社では無いため、プラグインハイブリッドへの進展を待たずしてハイブリッドシステムを中止しています。
そのため、後継モデル無しに2014年に販売終了となりました。
E-tronへ継承しないのもそのためです。

(iwgp8000さんへ)

Answer 2

売れないからです。
あとそんなに燃費も良くないからです。

Answer 3

Audi e-tron(PHEV)へバトンタッチするためです。

EUメーカーは、ハイブリッドからより電気モーターで航続距離の長いPHEVへ、急速にシフトしています。

トヨタのように、メイン車種でハイブリッドモデルを多く持ち、大量販売しているメーカーは問題無いのですが、高級路線で販売台数が少ないメーカーでは、燃費や排ガスの新しい各種規制（メーカー総量規制）が今の状態ではクリア出来ません。

ユーロ6やCAFEにおいて、ドイツメーカーは販売台数の少ない高級車は1.5倍で換算してくれ、とか言い出していますから。