ムチ打ちを予防する方法を教えて下さい 後ろから追悼してくる車が見えた時どうすればいいですか？ 両腕で頭を組むといいとか見たんですがｗ真相はいかに

Question

補足

前方へ衝撃がきてガクンとなりそうですがこの最中も後方へ力を入れといたほうがいいですか？

Answer 1

例えば信号待ちで止まってて、「後ろの車、止まりきれない…よな！？」みたいな状況のことですよね？

まず自車が動かないようにおもいっきりブレーキを踏み込む。
追突されても、自車が前に移動さえしなければムチ打ちにはなりません。
(車が潰れてくれればOK)

次に、「首(と言うか頭)だけが後ろにカクン」を避ければいいわけですから、シートバックとヘッドレストに、背中・肩・頭部をギュッと押し付ける。

つまり、「右足はブレーキを目一杯踏む、左足はフットレストを目一杯踏む、両手はステアリングを目一杯押し返す、背中肩頭は後ろにギュッ」ですな。

ただし、ヒザ・肘を突っ張った状態(真っ直ぐに伸びた状態)にすると、万一カラダが前方に押し込まれた際はヒザと肘の関節がぶっ壊れますので、ある程度はヒザ肘を曲げた状態で、筋力で突っ張るのが大切です。


>両腕で頭を組むといい

それは航空機の不時着対ショック姿勢です。
航空機不時着は自動車の被追突とは逆に、前方下から突き上げる(＝身体が後方上部へ跳ねる＝頭部は前方下に取り残される慣性が働く)方向での事故となります。

ですので被追突とは逆に、頭部を前方やや下へ向けて予め拘束しておくことが必要です。「ヘッドレストにギュッ」ではなく、「前の座席(や、可能なら自分の膝に)ギュッ」ということになります。
https://car-rider.jp/weblog/wp-content/uploads/2014/07/181c46e80d3785d9f275a4ec2f38b495.jpg

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございます
これで安心して止まっていられます

Answer 2

後方から追突して来る車が見える……って、随分余裕がありますね。

衝撃吸収の最大の法則は、物理学で言う「力積」の通りでして、前方に数mの余裕があるようでしたら、フットブレーキをブレーキランプを数回たて続けに点滅させように踏んで、体はシートにしっかり沿うようにして、頭はヘッドレストにしっかり抑えつけるようにして、「耐ショックモード」で構えておきましょう。
ぶつかった直後はその反力で逆にポーンと前に持って行かれますんで、ステリングはしっかり体を支えられるように握っておべきですね。蛇足ですが、内側の親指側を少しハンドルの内側に送りこむ形で、腕は真っ直ぐになるようにした方が良いでしょうね。（耐ショック対策で。）

自車が前方の車両に追突しない距離的余裕がある状態なら、極力ブレーキは踏まないか、弱めのパーキングブレーキ程度にしておくと、ショックの軽減になります。
（直前車にピタツケ状態なら、諦めて、フットブレーキ最強踏みですね。何せ前車への追突は、ぶつかったこっちが100パーセント責任なもんで）

先ほど物理学の法則で「力積」って言葉を使ってますが、ぶつかって来る車のエネルギー総量をいかに体へのダメージを少なくして受けるか、という観点からみると、実は、衝突時の「移動（衝撃吸収）距離l」が大きな役割を果たすんです。このズレ距離を大きく取れると、衝撃が大幅に少なくなります。

正面衝突の「クラッシャブルゾーン」という話は良く目にすると思いますが、10数センチ潰れるだけで衝撃Gのケタが大幅に減るから、そうなってるんですけどね。

Answer 3

ヘッドレストに押し付ける

安全を重視しているメーカーのシートは軽減機構が組み込まれ



某メーカーサイトより

www.nissan.co.jp/SAFETY/STEP2/headrest.html


http://www.subaru.jp/about/technology/spirit/images/safety/psafety/02_pict04.jpg

万一の後面衝突時にも乗員をしっかりと支えることを目指した、高剛性のむち打ち軽減シート構造を採用。さらに、室内トリムには衝撃吸収構造を、ブレーキペダルやステアリングコラムには衝突時の衝撃を緩和する構造を採用しています。