プラグインハイブリッドとピュアEVモデルもラインアップの予定
アウディの欧州Dセグメントモデル、『A4』次期型に設定される派生ワゴン、『A4アバント』市販型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
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第5世代となる現行型「B9系」は2015年にデビュー、これが7年ぶりのフルモデルチェンジとなる。捉えたプロトタイプは、かなりスポーティで、まるで「ベイビーRS6」のようだ。現行型よりスリムになったヘッドライトを装備、フロントバンパー下部まであったグリルは、薄くワイド化され、下部インテークと二分化されている。また両サイドには垂直インレットが配置されるなど、かなりアグレッシブな印象だ。側面では、新設計されたキャラクターライン、トーンアップされたフロント&リアフェンダー、黒い5スポークのホイールなどが確認できる。
後部では、刷新されたテールゲート、デュアルエキゾーストパイプを装備、LEDテールライトにプレースホルダー(暫定コンポーネント)が装着されているが、ボディ側面まで回り込んでいるアウトラインが見てとれることから、ワイド化される可能性がありそうだ。
次世代型では現行「MLB」アーキテクチャの進化バージョンを採用、マイルドハイブリットとプラグインハイブリッドのバリエーションを備え、前輪駆動と全輪駆動クワトロの両方のレイアウトで提供される。内燃機関に関しては、2.0L直列4気筒ターボチャージャーTFSIの第5世代バージョン、及び2.0TDIディーゼルが設定されるだろう。また、頂点に君臨する「RS4アバント」はプラグインハイブリッドを搭載、フルエレクトリックの「A4 e-tron」は、シングルモーター駆動とデュアルモーターの全輪駆動クワトロを提供、最高出力474psを発揮する。市販型では「MLB」プラットフォーの進化系を採用するのか、「PPE」アーキテクチャを採用するのか注目される。
A4市販型のワールドプレミアは、2022年後半と予想されている。
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