アウディ A3 「爽快なプレミアムエコカー 私の両親が８年間乗ったトヨタナディアをついに買い換えることにしたようで、人生の最後に 輸入車のオーナーになってみるかというこ」のユーザーレビュー

爽快なプレミアムエコカー 私の両親が８年間乗ったトヨタナディアをついに買い換えることにしたようで、人生の最後に 輸入車のオーナーになってみるかというこ

2008.11.21

総評

爽快なプレミアムエコカー
私の両親が８年間乗ったトヨタナディアをついに買い換えることにしたようで、人生の最後に
輸入車のオーナーになってみるかということで今回購入を前提に試乗して参りました。どさくさ
に紛れて私も試乗させていただいたので投稿してみようと思います。
　今回試乗したＡ３を一言で言うなら「ちょっと贅沢で走りが爽快なエコカー」というところで
しょうか。しかしそれだけでは言い表せない深みを持ったクルマとも感じました。比較にするの
は大変恐縮ですが、私のカローラフィールダー1.8Ｓとの出来の違いについても少し参考に書いて
みたいと思います。

満足している点

まずクルマのつくりについてですが、日本車にも見習ってほしいなと思うほど重厚で質感の
高さにも感心しました。ドアを閉めるあの少し乾いたような重低音がたまりませんでした。
　樹脂製の内装もブラックで統一され、また樹脂表面も安っぽさを感じさせない処理になって
おり、扱いやすさに高級感を加えるとこういう内装になるんだなと納得させられました。室内
空間が若干狭く感じるのは、シートのシートバックが高いためかもしれませんが、座ってみると
適度に硬くしっとりした感じのクッションは大変安定感があるように感じ、日本車の柔らかくて
腰が浮くような感じはありませんでした。
　次に走りですが、一言「速い」です。フィールダーでエコ運転を心がけると、なかなか速度
がついてこずイライラジレンマに悩まされますが、Ａ３はそれが皆無です。7速Ｓトロニックの
繋がりが秀逸です。1600～1700回転あたりで発生する最大トルクの恩恵をスピードに変えて、
あっという間にシフトアップしていきました。気持ちよくエコ運転したい方にはもってこいの組
合せかもしれません。街中のストップ＆ゴーの繰り返しでもおそらく数値的にリッター10キロは
楽にクリアできると思います。巡航運転時ならカタログ数値を超えることもあるそうです。
　そしてもうひとつ感心したのはブレーキ性能。本当によく効きます。むしろこのブレーキ
フィールに慣れるのに私は困惑しましたが。
　使い勝手のよいパッケージと高い動力性能、所有する喜びを揃えたとてもよくできた車と思い
ます。またディーラーの親切で丁寧な説明や対応をしてくださる営業マンにも大変好感がもてま
した。

不満な点

これだけの性能を兼ね備えておきながら300万切る車両価格(長所か！？)。なんかオチがあるの
か不安になってしまう。ＳトロニックとＴＦＳＩエンジンの耐久性や故障等未知数な部分も心の
どこかでひっかかります。エンジンのダウンサイジング＋過給器によりガソリンエンジンの効率
をとことん追求した結果がこの素晴らしい爽快エコドライブを実現しているというのに、日本車
メーカーがまったく追従する様子がないことも疑問です。
　なんだかこれといった短所がみつかりません、すいません。日本メーカーがプリウスに代表さ
れるハイブリッドをヒットさせてから、なかなか進展が見られないモデルチェンジを繰り返して
いる間にＶＷやアウディはここまで高効率でエコなプレミアムカーを作ってしまったんですね。
　がんばれ国産車！

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験