■新型マーチまもなく登場!?
2025年2月13日に日産が日本で行った「2024年度第3四半期決算発表」において、新型「コンパクトEV」の2025年度の欧州への投入が予告されました。
ここで気になったのは、そのシルエットが、かつての日産のコンパクトカーである「マーチ」にそっくりであるということです。
そこで、このマーチのそっくりさんが、どのようなクルマなのかを探ってみましょう。
【画像】超カッコイイ! 日産「新型マーチ!?」を画像で見る(77枚)
まず日産のニュースルームを探ってみれば、2022年1月に「欧州市場へ『マイクラ』の後継車となる新型コンパクトEVを投入」とのリリースを発見しました。
特徴的なヘッドライトのデザインは、まったく同じ。これが2025年度に欧州に投入される新型コンパクトEVであることは間違いないでしょう。
では、この新型コンパクトEVは何かといえば、マイクラの後継モデルとなります。マイクラはもともと、マーチの海外向けモデルの名前でしたが、途中から、新型モデルが日本に導入されなくなり、日本では旧型モデルの販売が続きました。
そして、残念なことに日本では、旧型のままモデル抹消してしまったという歴史があります。また、欧州においても現在、マイクラは販売終了となっています。
そんなマイクラの後継車が、EVとなって登場するというのが、今回の予告です。ポイントとなるのは、この新型モデルはフランスにあるルノーのエレクトリシティセンターで生産されるというところ。デザインは日産が行いますが、開発と生産はルノーが担当します。つまり、中身はルノーということですね。
内容としては、日産とルノーが共同開発したCMF-BEVというプラットフォームが使用されます。
このCMF-BEVは優れた空力特性を持っており、現行のルノー「ゾエ」と比べ、コストで33%減、小電力を10%以上改善し、最大で400kmもの航続距離を実現すると説明されています。安くて、高性能というわけです。
そして、日産とルノーは、このCMF-BEVを使ったEVを、両メーカー合計で年間25万台規模の販売を計画しています。ルノーからは、コンパクトEVである「5 E-TECH」が昨年に発売しています。
これが日産との兄弟車となります。ルノーを代表するコンパクトカー「5(サンク)」がEVになって登場したというわけです。
ちなみに、マイクラの後継となる新型コンパクトEVの詳細なスペックは発表されていませんが、ルノーの5 E-TECHは発売済みですから、内容はわかります。
それによると、その内容は、110kW/90kW/70kWという3種類のモーターが用意され、バッテリー搭載は52kWhで航続距離は最長400kmというもの。コンパクトカーとしては、なかなかに優秀な性能です。
これに対して、マイクラの後継となる新型コンパクトEVは、どのようなスペックで登場するのでしょうか。まったく同じなのか、それとも、異なるスペックになるのでしょうか。
気になるのは、日産は同じ2025年度に新型リーフを欧州に投入するとも予告していることです。新型コンパクトEVはルノー生産となりますが、リーフは日産の顔ですから、当然、新型リーフは日産が作るはず。
つまり、同じタイミングで新型コンパクトEV(マイクラ後継)とリーフという2台のEVが登場しますが、中身は異なるというわけです。
この2台のスペックの違いも注目のポイントになります。日産の新型EVの、それぞれのポジショニングに注目です。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
運転免許証の「謎の数字」で何が分かる?「学科試験の点数が載っている!」ウワサは本当なのか? 12桁の数字の意味とは?
約250万円! ホンダ「豪華なN-BOX」がスゴイ! 2トンカラー&「360度モニター」採用! “キラキラ外装×豪華内装”の最高級「カスタム コーディネートスタイル」フルオプション仕様とは?
EVアンチが、3月発表「トヨタ新型EV」をなぜか批判しない根本理由
ついにインド海軍の空母艦載機が「ロシア製」じゃなくなる! 後継機に選ばれたのは西側戦闘機!?
BYDがついに「PHEV」の日本導入へ! 日本メーカーには「脅威」日本車ファンには「プラス」となる可能性
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
将来を見据える前に、足元見ないと。
下手したら、3年後には日産ブランド消えてる。