■今よりもどこかクセのあるイカしたセダン
クルマのデザインは、その時代のトレンドと共に大きく変化します。
なかでも、セダンはさまざまなボディタイプのベース的存在ともいえ、時代と共に変化するトレンドには敏感でした。
今回はそのなかでも、平成初期のイカすセダンを3台紹介します。
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●日産「セドリック/グロリア」
1960年に日産が初めてモノコックボディを採用してデビューした日産「セドリック」は、当時を代表する高級セダンとして誕生します。
1966年に日産とプリンスが合併した後、1971年のフルモデルチェンジで「グロリア」が兄弟車となりました。
その後、1991年に8代目セドリック/9代目グロリアが登場、3ナンバー専用となったボディは、当時大ヒットしていた「シーマ」のイメージを受け継いだスタイリングを採用しています。
フロントデザインは、「ブロアム」「クラシック」が角型のヘッドライトを採用して重厚感を表現。
スポーティな「グランツーリスモ」にはクラシカルな丸目4灯ライトを採用することで、若々しさをアピールしました。
パワートレインは、上級グレードに最高出力255馬力を発揮する3リッターV型6気筒ターボを搭載しています。
なお、乗用車としてのセドリック/グロリア(Y34)は2004年に生産終了し、その後継モデルとして現在は「フーガ」が後を継いでいます。
●ホンダ「アコードインスパイア」
1976年にホンダは、ハッチバックの「アコード」を発売。その後、セダンやステーションワゴンをラインナップに加えながら代を重ねていきます。
1989年に登場した4代目アコードは、ホンダのフラッグシップセダンとなる「レジェンド」の間に位置するミドルクラスセダンの「アコードインスパイア」を、派生モデルとして発売しました。
アコードインスパイアのボディサイズは、全長4690mm×全幅1695mm×全高1355mm、ホイールベースは2805mmとロングホイールベースとショートオーバーハングが特徴的な5ナンバーサイズの4ドアハードトップです。
パワートレインは、FF車として理想的な前後重量配分とするために、フロントミッドシップに縦置きに搭載。
最高出力160馬力を発揮する2リッター直列5気筒SOHCエンジンは、多気筒化による静粛性と滑らかな回転の上昇を実現しました。
内装は、当時の上級セダンライバルに負けないほどの天然木、本革、エクセーヌなどを多用。バブル期ならではのモデルといえます。
■トヨタのスーパーセダンとは!?
●トヨタ「アリスト」
現在でもコアなファンが多いとされるトヨタ「アリスト」は、1991年にデビューしました。
カーデザインの巨匠といわれるジウジアーロ氏が主宰するイタルデザインの手による外観デザインと、パワフルなエンジンによって、高い人気を博します。
トヨタでは、同時期に「セルシオ」や「クラウン」を販売していましたが、両者は高級&上質志向でしたが、アリストはワイド&ローなスタイルを採用することで、迫力ある存在感とスポーティさを兼ね備えました。
パワートレインは、3リッター直列6気筒を搭載。自然吸気モデルは最高出力230馬力、ツインターボモデルは280馬力を誇ります。
このエンジンは後に「スープラ」にも搭載されたこともあり、アリストは「4ドアスープラ」と呼ばれたこともありました。
1992年にはセルシオに搭載されていた4リッターV型8気筒エンジンとフルタイム4WDが組み合わされた「4.0Z i-Four」も追加で設定されます。
しかし、ツインターボモデルの人気は変わらず、一時期はドリフトなどのベース車として用いられました。
その後、2005年にトヨタの高級ブランド「レクサス」が日本で展開を開始するに伴い、「GS」として販売され、アリストの名前は姿を消しましたが、そのGSも2020年で生産終了となっています。
※ ※ ※
平成初期のセダンは、スタイリッシュなデザインと高性能なエンジン、上質な内装など現在のセダンとは少し異なるモデルが多かったようです。
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みんなのコメント
しかも日本市場は世界で1割程度以下
会社の儲けを考えたら日本専売なんか作れない