編集部に届いた謎のメッセージ、「カリブ=カルディナ=カローラ」。この謎解きに挑むのが今回のスクープだ。考えられるのは、次期カローラツーリングには3つのバリエーションが用意されるということ。ベース車、クロスオーバー、GRの3つである。その大胆推理をご覧あれ。
※本稿は2024年11月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年12月26日号
[スプリンターカリブ]復活!?!? はたまた[カルディナGT-FOUR]の再来!?!? 新型[カローラツーリング]が個性出まくり
【画像ギャラリー】現実か!? それとも妄想か!? 新型トヨタ カローラツーリングは3つのバリエーションで登場!?(24枚)
■NEWカローラツーリングは3つの個性で勝負!!
最低地上高を上げ、オーバーフェンダーでたくましさをアピールする次期カローラのクロスオーバータイプ。車名がどうなるかは不明だが、方向性は間違いなくかつてのカリブだ(ベストカー編集部作成の予想CG)
正直、「飛ばし記事」だと思っていた。ネットで見かけた「スプリンターカリブ復活」情報のことである。
そんな噂を聞いたこともなかったし、最近トヨタの新車情報には「復活」が多すぎることもある。スターレット、セリカ、MR2、レクサスLFA、ざっと挙げるだけでもこれだけ出てくる。さらに「カリブ復活」なんて「本当か?」と思ってしまうのも当然だろう。
とはいえ、確認はしておきたい。旧知の信頼できる情報筋に「そんな話聞いたことありますか?」と問うたところ、メールで謎のメッセージが返ってきた。
カリブ=カルディナ=カローラ。まるで推理ドラマのダイイングメッセージだ。これはじっちゃんの名にかけて、謎解きをしなければならない。
重要なのは、この信頼できる情報筋が「知らない」とは答えなかったことだ。つまり、なんらかの動きはあるということ。その進捗状況はわからないし、実現可能性も不明だが、トヨタ社内に「カリブ復活」を目指す人たちが存在するのは確かなのだ。
と、ここまで知っていて当たり前のようにスプリンターカリブの話をしてきたが、思えば2002年、もう22年前に販売を終えているクルマ。簡単に説明しておく。
スプリンターカリブはワゴンとSUVのクロスオーバーカーで、初代は1982年、2代目1988年、3代目が1995年に登場し、2002年に生産を終了。
当時、カローラとスプリンターは販売店違いの兄弟車で、つまり、スプリンター=カローラ。そのワゴンのクロスオーバー仕様であったということだ。今でいうレヴォーグレイバックのようなクルマ。それが現代に復活するかもしれないという話である。
ただし、独立した新車種として登場する可能性は低いだろう。次期カローラツーリングのひとつのバージョンとして計画されているはずで、例としてわかりやすいのは、やはりスバルのレヴォーグとレヴォーグレイバックの関係。そのカローラ版ということである。
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■カルディナGT-FOURの再来も
レガシィアウトバックは2025年3月末で終了し、ワゴンSUVはレヴォーグレイバックのみとなる。その状況を考えて勝算ありと判断したか(ベストカー編集部作成の予想CG)
次期カローラは2026年の登場が予想されており、パワーユニットは新開発4気筒1.5LエンジンのHEVとPHEVが有力。
現行型と同じくセダン、ツーリング(ワゴン)、スポーツ(ハッチバック)、クロス(SUV)の4つのボディを用意することになりそうだが、ツーリングがさらに細分化されるというわけだ。
ベース車のカローラツーリングにクロスオーバータイプのカリブ(仮称)が加わる。
ここで冒頭の謎のメッセージに戻る。カリブ=カルディナ=カローラ。カルディナってなんだ?
こちらは推理しやすい。カルディナとはかつてのスポーツグレード、カルディナGT-FOURを指しているのだ。
なぜそう思えるのか? 実は、現行型で3気筒1.6Lターボ+4WDのGRカローラツーリングを作る計画があったからで、それが開発現場では「カルディナGT-FOURの再来」と捉えられていたのだ。
現行型では断念したが、次期型で計画が復活したと考えればわかりやすい。
中身はGRヤリス、GRカローラと同じ。早くても2026年の登場だから、この先2年分の進化した技術が投入されるが、基本はターボ4WDのスポーツワゴン。まさに現代版カルディナGT-FOURである。
先にも述べたが、次期カローラの最大の注目点はパワーユニットで、新開発4気筒1.5Lエンジンを使うHEV、PHEVとなる。新しい1.5LエンジンはNAとターボを用意するが、カローラはNAを使うことになりそう。
ターボはもう少し大きいハリアー、アルファード/ヴェルファイアクラスのエンジンとして使われる。
現在ヤリスなどで使われている3気筒1.5Lに対し、体積、全高をそれぞれ10%低減。エンジンフードを低くできることで空気抵抗を減らし、カローラクラスで12%の燃費低減効果が得られるという。
また、2028年以降に適用されるユーロ7排ガス規制とカーボンニュートラル燃料にも対応する。
もしかしたら、ベース車に加えクロスオーバー(カリブ)と本格スポーツ(カルディナ)の両方を用意するのは現実的ではないかもしれない。
トヨタが優先順位をどう考えるのか、それは発売時の市場環境をどう読むかでも変わってくる。次は謎解きではない具体的な情報ををお伝えしたい。
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