■目が離せない! 活気にあふれる軽スーパーハイトワゴン市場
近年、軽自動車市場では軽スーパーハイトワゴンと呼ばれるカテゴリが人気です。
不人気にもほどがある!? ビックリするほど売れていない軽自動車5選
なかでも、ホンダ「N-BOX」は全国軽自動車協会連合会が発表した2019年の軽四輪車年間総合販売ランキングにおいて、販売台数25万3500台を記録して首位を獲得。ホンダとしても過去最高の年間販売台数であることから、猛烈な人気といえます。
そんなN-BOXに対抗すべく、国産メーカー各社は軽スーパーハイトワゴンの開発に尽力し、2020年3月19日には日産と三菱が共同開発した軽スーパーハイトワゴンの最新モデル、日産「ルークス」と三菱「eKクロススペース/eKスペース」が発売されます。
発売予定のモデルも含め、各社から販売されている軽スーパーハイトワゴンには、どのような違いがあるのでしょうか。
2020年2月時点で販売されている軽スーパーハイトワゴンからN-BOX、ダイハツ「タント」、スズキ「スペーシア」の3台をピックアップ。そして発売前のルークス・eKクロススペース/eKスペースをあわせた5台を比較します。
※ ※ ※
現在販売されている軽自動車は、外観のバリエーションが複数ある車種が多く存在しますが、今回比較する5台もそれぞれに複数の外観が設定されています。
もっともバリエーションが多いのはスペーシアで、標準仕様のほかに“カスタム系”と呼ばれるエアロパーツが装着された「スペーシアカスタム」と、SUV風パーツが装着された「スペーシアギア」の3種類が設定されました。
ほかの車種を見ると、N-BOXとタント、そしてルークスは標準仕様とカスタム仕様の2本立てで、それぞれ「N-BOXカスタム」、「タントカスタム」、そして「ルークスハイウェイスター」が標準仕様とは別に設定されています。
一方で、SUVを強みとする三菱はカスタム仕様を設定せず、標準仕様とSUV風仕様のふたつを揃えていることが特徴で、標準仕様がeKスペース、SUV風仕様がeKクロススペースです。
※ ※ ※
軽スーパーハイトワゴンのメリットのひとつに車内の広さが挙げられますが、各車の室内寸法や使い勝手に違いはあるのでしょうか。
5台のうち、もっとも室内高が高いのがスペーシアで、1410mmです。次いでN-BOXとルークス・eKクロススペース/eKスペースの1400mm、そしてタントの1370mmとなります。
また、車内の使い勝手においては、スペーシア以外の各モデルではシートのスライド量をの多さを売りとしています。
N-BOXとタントは助手席が大きくスライドする仕様が特徴で、N-BOXは570mm、タントは380mmと大幅にスライドさせることが可能です。(タイプ別設定)
そのため、前席から手が届きにくかった後席にも手が届くようになるなど、新しい使い方ができるようになりました。
さらに、タントは同カテゴリの軽自動車で唯一のセンターピラーレスドアを採用していることや、運転席も540mmのロングスライド機能が設定されていることから(タイプ別設定)、より便利に使うことが可能です。
一方、ルークス・eKクロススペース/eKスペースは後席のシートスライド量が320mmとなっている点が特徴で、荷物の量にあわせてスライド量を変化させたり、後席を前にスライドさせることで停車中に運転席から後席の子どもの世話をすることなどが可能となっています。
■衝突被害軽減ブレーキの違いはどうなっている?
ファミリーユースが想定される軽スーパーハイトワゴンですが、万が一の際の安全性は気になるところです。近年装着車が増加している衝突被害軽減ブレーキの性能には、各車でどのような違いがあるのでしょうか。
衝突被害軽減ブレーキの性能を見る際に、前方の障害物検知性能はシステムによって差が出る部分のひとつです。
各車に装備される衝突被害軽減ブレーキを比較すると、N-BOXに搭載されるシステムは前方の車両・人だけでなく自転車も検知可能なシステムとなっています。
一方で、他モデルは車両と人の検知には対応しているものの、自転車は検知できません。
そして、各車のグレードごとの装着状況を比較すると、衝突被害軽減ブレーキは基本的に各車へ標準装備されているものの、タントやスペーシアではエントリーグレードに限り衝突被害軽減ブレーキレスのグレードを設定しているほか、N-BOXもエントリーグレードでレスオプション仕様が用意されています。
ユーザーのなかには軽自動車に対して経済性を強く重視する人もいることから、こうした仕様を設けて幅広いユーザーへ訴求しているものと見られます。
※ ※ ※
最後に、各車の価格(消費税込)を比較します。
N-BOXは141万1300円から212万9600円、タントは124万3000円から197万4500円、スペーシアは129万8000円から194万3700円、ルークスは141万5700円から206万6900円、そしてeKクロススペース/eKスペースは139万9200円から199万1000円です。
ルークスとeKクロススペース/eKスペースの基本設計は共通となるものの、一部装備内容が異なることから、車両価格にも若干の差が生じます。
なお、各モデルに搭載されるエンジンはそれぞれ自然吸気エンジンとターボエンジンのふたつを設定。
各車を比較するときは装備だけでなく販売店での試乗などで動力性能の違いも理解し、4名フル乗車の機会が多い場合などはターボ仕様を視野に入れ、検討するのもおすすめです。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
トヨタの「高級スポーティミニバン」がスゴい! 「走りが楽しい」反響多数!? 王道「アルファード」と異なる「個性」に注目! ヴェルは何が違う?
なんじゃこの「付け髭」感! デザイナーの意思をガン無視した「5マイルバンパー」はアリかナシか?
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
追突事故を避ける「2秒ルール」ご存知ですか? あおり運転にならず割り込まれもしない、ほどよい安全な車間距離の保ち方をお教えします
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
今はek XスペースとROOXが最高!❣️