フォルクスワーゲン アップ！ 「扱いやすく楽しいクルマ」のユーザーレビュー

扱いやすく楽しいクルマ

2019.7.19

総評

一年経過して12000㎞を走ったレビューです。

購入にあたりマニュアルトランスミッションのコンパクトカーを比較しました。
トゥインゴGT、スイフトスポーツ等等。
唯一、このクルマだけが試乗できなく不安でしたが、ユーチューブやら海外サイトを熟読。
ノーマルupを試乗したとき、トランスミッション以外の性能で、懐の深さを感じていました。
特に、乗り心地、操縦安定性、ブレーキは、他に敵なしじゃないか❓と感じていたので、素地が良ければ、チューニングモデルも大丈夫でしょ。ってポジティブ思考。
直感でこりゃ良さそうだわ。
結果、思い切って買って正解でした。

不満な点がないわけではありませんが、満足な点がかなり上回り、結果、満足です。

満足している点

・ノーマルup‼︎に対して、あまりコテコテにならない範囲で見た目がかっこいい。GTIアイテムがさりげなく装備されている程度なのがいい塩梅。


・安定性、乗り心地、操作のしやすさ、心身を煽られる排気音

・大人も使える（座れる）リヤ席

不満な点

・夏のエアコンの効きわるい
センター吹き出し口の方向を真上フロントガラスガチ当たり→正面出しに変えてマシにはなったが。（100均で樹脂のシューズ入れを買い、ぶった切って吹き出し口に貼り、強制風向き変更）

・エアコンオフ時にふかすとエアコン吹き出し口から熱風
一瞬、熱ってなるレベル。こんなの初めてだー。

デザイン

-

走行性能

-

▪️操作性
・シフト操作
チェンジレバーのコクっコクっとシフトチェンジできるしゃきしゃきしたレバーフィールと、それれと相まったクラッチペダルのシュッシュ踏み込める踏力の関係が、車全体の動きの軽快さをより感じられて、個人的には好き。
擬音語多くてすみません。ユーザーならわかっていただけるかと。
異様にレバーフィールは渋くて、ペダルは軽い。または、その逆とか、レバーフィールがやたら引っ掛かる感じがあるとか。とにかく一体感やスムーズさに欠ける設定が嫌いなので。


・ブレーキ操作
全般的には応答性、コントロール性も高く扱いやすい。
ただ、走り出し（エンジン始動直後や、朝一）は、明らかに効きが悪い。
仕様上、温度特性に敏感なのかな。

▪️走り
街乗り、郊外乗りでは、ふつーに運転する日常使い勝手のエンジン回転数で、最大トルクを発生するだけあって、踏み足さなくてもパワー感は十分感じられて疲れにくい。

ガンガン走りたいときは、回転数を上げる。
そうすると合成排気音で、心身を煽られついつい楽しんじゃう。粋な演出ですね。


▪️操縦安定性
とにかく接地感が高い。
レーンチェンジ時のトレース性、車両の収まりが良いので安心して車の向きを変えていける。
特に峠道、山岳路の急激なアンジュレーション変化に対しても路面追従性がよいため、路面のインフォメーションが伝わり、旋回保舵、切り足し、切り戻しをしやすい。

ただちょっと残念のなのが、微舵応答性がもう少し良いと、さらに気持ちいいかな。

乗り心地

-

路面追従性が良くフラットな乗り心地。
段差、継ぎ目ではビシッと入力は入るが当たりは硬くなく、収斂性が良いため、不快ではない。


波状路（波を打ったようなヒョコついた路面）では抑えが効かずに、車全体がひょこひょこして落ち着きがない。
ただ、ここをケアするとハンドリング（操縦安定性）が落ちるんだろうなーと察しがつく。


ロードノイズは大きめ。タイヤのせいだと思う。
ゴー。ゴー。特に粗目路面は盛り上がってます。
でも、フロントのホイールハウスをみると分厚いウレタン入れて頑張ってるよ。
こういう、静粛性にしっかりケアするところが、国産コンパクトカーとの差を感じる。

積載性

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▪️リヤ席座り心地
天井も高いし、他に購入を検討した同系統のクルマ達にはない、もしくは同等の広さを持っている

▪️ハッチ収納
高さ調整式で、深くすればけっこう入るし、不自由ありません。そもそもこの大きさのクルマを買った時点で、大量にぶち込むことは想定していないので。

燃費

-

埼玉のどちらかというと田舎地区での走行で、特にエコ運転を、意識しなくても18〜20㎞／ℓです。
大満足。

価格

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故障経験

丸一年経過でありません。