フォルクスワーゲン ポロ 「Polo GTIに乗ってみた。（ルーテシアRSの試乗を踏まえて）」のユーザーレビュー

Polo GTIに乗ってみた。（ルーテシアRSの試乗を踏まえて）

2016.5.29

総評

ルーテシアRSの試乗後、PoloGTIがどんなものかが急に気になってしまい、担当セールスさんに無理を言って試乗させて頂きました。ありがとうございます。

で、乗り比べると・・・ホント、憎らしいくらい大人びているんですよ、このクルマは。
RSも決して街中で扱い難いクルマじゃないのですが、ドライバーの血をたぎらせる何かがあります。飛ばせなくても楽しいんです。
それに対し、GTIはドライバーを落ち着かせようとする。リラックスさせる。
ただ、それに物足りなさを感じる人もいると思うんです。多分自分はその部類。

で、どちらを選ぶか？
これは本当に好みの問題なんですが、一つ言えるのは、このような好対象のホット？ハッチを選べる日本のユーザーは、やっぱり恵まれているということです。



こうしてみると、Poloもなかなか男前だと思いません？

満足している点

クルマ全体から感じられる質感の高さ。
ドライバーズシートに収まると、全長4mを切る5ナンバーハッチに乗っていることを忘れてしまいます。

運転しても、クールに速い。
ホットハッチじゃなくて、クールハッチですね(笑

不満な点

330万円を超える価格。
まぁ、この内容なら仕方がないのでしょうが、だったらACCは標準で付けて欲しかった。
今時速度しかコントロールしないクルコンはないでしょ。。。あんなの、怖くて使えませんって。

デザイン

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走行性能

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こちらは2015年モデルから1.8Lになり、192ps/250Nmのアウトプットを叩き出します（7段DSGの場合）。
ルーテシアRS（Trophy）と比べるとパワーは-28ps、トルクは-10Nmとなりますが、少なくとも街中で乗る限りはRSと比べてスペックの差以上にジェントルと言うか、大人しい印象です。

何と言ってもPoloは静か。
そりゃ1.2Lモデルと比べればエンジン音は多少勇ましいですが、絶対的にはかなり静かな部類です。

もっとパンチが欲しい向きには、MTという選択肢もあります。
あちらはDSGの許容トルクに縛られることもないので、最大トルクがDSG比25%増しの320Nm！にアップされます。

乗り心地

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このモデルが出た当初、かなりバンカラな乗り心地をメディアから指摘されていましたが、ランニングチェンジで改善されたのか、今回の試乗車で路面の荒れた道路を走ってもあまり突き上げは感じられませんでした。

インテリアの質感はRSと比べるまでもなく、乗り味の落ち着き振りも含めてホントGTIは高級車ですよ、このセグメントの中では。

積載性

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PoloはBセグの中でも小柄な部類なので仕方がないのですが、4人家族には少々厳しいですね。

燃費

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ちょい乗りの試乗だったので、チェックしていません。

価格

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故障経験

試乗車につき、割愛します。