ECUチューンについてお聞きします。 ニュービートル2.0LNAです。 COX・Digi-Tec・REVO・デジタルスピード、等を検討していますが、NAエンジンではコスパは無いでしょうか？

Question

もしチューンする場合、それぞれの長所・短所等を教えてください。（価格は調査済みです。）
また、エアークリーナーエレメント・エンドマフラーの交換も考えていますが、ROMの書き換えをした後に交換すると、再書き換えが必要になるのでしょうか？

宜しくお願い致します。

補足

実は、この車両はカブリオレでして、どうしてもこのタイプのカブリオレにこだわると動力性能を改善したいと考えます。たとえば、1.8Ｌターボエンジンへの換装（換装後にＥＣＵチューン）も可能ならばぜひ検討したいと思いますが、現実性・費用・車検対応などについていかがでしょうか？

Answer 1

NAで手軽にパワーアップするにはECUチューンです。
NAはパワーアップが非常に困難で、飛躍的にパワーを上げるにはROM書き換えをするしかありません。

ただし、エンジン寿命が短くなるというのは覚悟しなくてはいけません。
ROMチューンでかなり突き詰めた設定にすればマフラー交換などでも再セッティングが必要になる場合もあります。
ライトチューンで安全マージンも十分にある状態であれば問題が起こらない可能性が高いです。
要はどこまでやるかによってなのです。

しかしながら、マフラーなどを変える予定であれば先にやっておくべきです。
ちなみにECUのROMの書き換えも書き換え上限があります。
一般的に100回くらいと言われており、一発でセッティングは出ないと思うので書き換えはなるべく少ない方が望ましいです。

その車種の十分なデータがあれば良いのですが、あまりデータがないとどこまでが大丈夫かというのもショップが十分に把握出来ていない可能性もあり、絶対に壊れないとは言えません。

Answer 2

NAではターボほど劇的な変化は望めません。

パワーアップ=混合気をどれだけ多く燃焼させられるかです。
ターボと違い吸気量はエンジン本体に依存するしかないNAでは吸い込んだ空気をいかに混合気として燃やすかにかかってきます。

主な内容としては空燃比の適正化と点火時期の見直しです。
空燃比は空気と燃料の比率で一般的には重量比で表されます。
ここがポイントで海外と日本では若干ガソリンが異なることです。
オクタン化や比重などが変われば当然セッティングも変わってきます。

海外メーカーでは自国のデータを元に日本仕様に合わせて適正化していますが
どこまで行うかはメーカーにより差があります。
日本法人を設けセッティング変更を行っているところもあれば代理店のチェックのみの場合もあります。
前者は詰めたセッティングということですが逆にマージンが少ないとも言えます。
後者の場合は逆になります。
この辺りを考慮に入れ選択してください。

ノーマルエンジンの場合は余程狂ったセッティングを行わない限りないダメージはありません。
エアクリーナーやマフラー交換でもリセッティングが理想ですがシビアに考えなくても大丈夫です。

ある車種で散々ROM書き換えをやった結論です。