トヨタは ９５年から００年頃まで ４速ATが多かったのは何故ですかね

Question

カローラ クラウン マークⅡ ソアラ スープラ
ほとんど４速ATでしたが
この頃会社の社長がスプリンターからディアマンテに変えて
これはATでも５速あるんだからな
と自慢してましたけど

Answer 1

ＡＴの多段化にどこまで意味があるかという話もあります。

50年位前、「トヨグライド」なんて言って売っていた時代は２速も多くありました。

トルクコンバーターで滑りが発生しますから、一つのギアの守備範囲はかなり広くできます。
その頃は高速道路もほとんどなく、発進するときは１速で、速度がある程度上がると、２速（実はトップ）にシフトして、そのままのんびり走るというわけです。

同じころのアメ車でも２速というのはあったようです。
こちらはエンジンの排気量が大きくトルクも多かったので、動きだしたらトップだけで幅広く走れたのでしょう。


ただ、それじゃ加速が物足りないという事で、３速のＡＴが広く普及しました。

1970年代の後半と記憶していますけど、トヨタが「オーバードライブ付き３速ＡＴ」を登場させ、これが４速ATの起源です。
従来の３速ATに高速道路用のオーバードライブギアを組み合わせて、高速道路での快適性と燃費の向上を図ったわけです。

中間加速の性能（ギアとギアのつながり）を考えると、もっと多くしていく方がいいのは分かっていたんでしょうけど、やたら多段にした車とCVTにした車に分かれて、今はコスト面で有利なのでCVTが主流になっているのでしょう。

Answer 2

それが普通だったから。