鉄仮面て速かったんですか？ R30スカイライン・・・いわゆる『鉄仮面』なんですけど、速かったんですか？ 親父が乗ってたらしいんですけど・・・どうなんでしょう？

Question

昔の写真で見ると、２トンカラーで、かなりかっこいいと思うのですが・・・。

何故ＧＴ－Ｒと命名しなくて、ＲＳ－Ｘなのですか？

同年代の サバンナRX-7やＺ、ソアラと比べて教えて下さい。

Answer 1

速かったですね。とてつもなく。私も乗ってましたよ。この質問は良い質問ですね。

Answer 2

スカイラインのＧＴというグレードは「羊の皮をかぶった狼」という初代モデル以来、６気筒モデルに対して与えられてきました。
ＲＳのエンジンは商用のH20型エンジンをベースに開発されたFJ20型４気筒エンジンで、”ＧＴ”と付けられなかったわけです。
ケンメリ以降は、６気筒＋丸テールというのが、お約束化していたのですけど、ＲＳはあえて丸テールを付け（他の４気筒モデルは違いました）、性能的にはＧＴクラスと言うアピールをしたようです。
逆に言えば、６気筒の新エンジンの開発には着手していたでしょうから、そのために”ＧＴ”は残しておいたのかも。

いずれにしろ、この頃は排ガス規制の対応で新エンジンの開発に手が回らず、古いエンジンの手直しが多かったです。


一番最初のＲＳは鉄仮面ではありませんでした。
１年半くらい遅れて、ＲＳターボが登場。
余談ですけど、この頃は、自動車の規制緩和が頻繁に起こり、ドアミラーの解禁、６０％扁平タイヤの解禁などが行われて、同じグレードでも頻繁に仕様変更がありました（マイナーチェンジまで行かないレベル）

1983年にマイナーチェンジして鉄仮面になりました。
実は、ＲＳシリーズのすべてが同じ顔でした。
ＲＳ－Ｘというのは豪華装備を加えたモデルでした。

早いかどうかというと微妙ですけど、過激な印象派ありました。
前期型のＲＳに乗っていましたが、ボディの安全性能が今よりも低く、その分軽くなっていましたので、軽快でした。
150PSのNAエンジンでもパワースライドはお手の物という感じ、ただし落ち着きが無い感じもありましたね。
山道のタイトなところは少し苦手（ボディが大きいので）、高速道路に入ると結構音も大きく、あまりいい印象は残っていません。
直線に関しては、当時では一番早い部類でしょう。


ざっくり分ければ、コーナリングのＲＸ－７、高速道路のソアラ、Ｚ、街中の直線番長がＲＳ、こんな感じじゃなかったかな？
最終版のＲＳターボＣになるとかなり変わっていたのでしょうけど。

内装に関しては「これがスカイライン？」と思えるほど質素で貧相でした。
お金で日産が苦しんでいた頃だったのでしょう。

Answer 3

速かったですよ。
しかも、ドッカンターボ。
現代の車からは、信じられないくらい、クセのある車でした。
乗り手も選びましたし、お父さんは、結構好きものだったのでは？

ＲＸ７なんかとは、どんぐりの背比べ。
ソアラって同年代でしたっけ？
バブルの申し子なんで、あまり速さを求めてはいなかったように思います。


ＧＴ－Ｒは、日産の中では特別な位置づけです。
元々、レースに勝つために市販された車です。
コストや排ガス規制などの問題で、ケンメリの数台を最後に無くなりました。

３２でＧＴ－Ｒ神話復活！までの間、
日産は造りたくてもＧＴ－Ｒなんて造れなかったのです。
詳しくは、ＧＴ－Ｒマニアの人にでも聞いてください。
命名については、今は色々変わっていますが、レースのホモロゲーション取得のための車にしか、
当時はＧＴ－Ｒと名付けたくはなかったのでしょう。