■トヨタが初めて手掛けた高級パーソナルカー「ソアラ」とは
トヨタの高級パーソナルカー「ソアラ」は、どのような特徴があるモデルだったのでしょうか。
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ソアラは、初代(1981年-1986年)、2代目(1986年-1991年)、3代目(1991年-2001年)、4代目(2001年-2005年)に発売されました。
なお2005年にレクサスが日本上陸を果たした際にソアラは「レクサス・SC」という車名に変わったことで、日本においてソアラという車名は姿を消しています。
そんな歴史を持つソアラとはどのようなクルマなのでしょうか。
初代はトヨタが初めて手掛けた高級パーソナルカーで、スペシャルティカーの代表的存在としても知られています。
ボディサイズは全長4655mm×全幅1690-1695mm×全高1360mm、ホイールベース2660mm。
その見た目はロングノーズ&ショートデッキの「2ドアバッククーペ」となり、細いリアピラーなどが特徴的でした。
さらに室内には、デジタルスピードメーターやLEDタコメーター、マイコン制御式オートエアコンなど、様々な機能が採用されています。
後には、最上級グレード「2800GTリミテッド」として、専用本皮革バケットシートや専用2トーン色、テクニクス製オーディオなどを装備した仕様も登場。
パワートレインは、当初2リッター/2.8リッター直列6気筒エンジン車をラインナップ。その後ターボ仕様や3リッター車が追加されました。
生産終了から40年弱が経過する初代ですが、現在でも走行距離が少ない極上個体が存在します。
そのひとつは、中古車情報サイト上で車両価格955万円で流通しているもので、修復歴なしかつ走行距離は6000kmの「2800GT」。
見た目もフルノーマルとなり、内外装にも日焼けの痕跡が見られないようです。
昨今、1980年代から2000年代までの日本車が海外で高値を記録しています。
※ ※ ※
なお初代は「トヨタ産業技術記念館(愛知県名古屋市)」などに実車が展示されています。
その他、トヨタ/レクサス車のサブスクリプションサービスを展開するKINTOでは古いトヨタ車に乗れる「ビンテージクラブ by KINTO」を展開。
そのラインナップには、「ソアラ 2800GTリミテッドエディション(1982年式/AT)」もありため、昔を懐かしみたい人には良い思い出になるかもしれません。
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みんなのコメント
3代目になると特に前期は失敗作と言われた14クラウンのクーペ版に
近くなり、4代目は全く違う趣旨になってしまった。
4代目は30セルシオと同じエンジンなので、W140Sクラスクーペ風に
すればもっと人気出たかも。