トヨタ RAV4ハイブリッド のみんなの質問

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三菱自動車工業の PHEV とトヨタ自動車の PHV (プラグインハイブリッド)とでは具体的にはどこかどのように違うのでしょうか。

それとも、呼称が違うだけで大きな違いはないのでしょうか。

いかがでしょうか。

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ベストアンサーに選ばれた回答

当初PHVとPHEVには違いがありましたが、PHEVが浸透したため、今ではPHVを使っているのはトヨタだけになりました。

PHV=プライグインハイブリッドヴィークル
PHEV=プライグインハイブリッドエレクトリックヴィークル

です。
PHVのイメージは、あくまで
「充電も出来るHV」
であるのに対して、PHEVはあくまで
「モーター以外の駆動力も付いているEV」
です。

トヨタの場合基本はHVです。それまでストロングHVと呼ばれる物でも、時速40㎞程度でエンジンが始動して動力がモーターから切り替わっていたのが、PHVでは充電できる容量が増えたので、130㎞位までは出せるようになりました。ただ、充電が減ってくれば、エンジンが始動して、普通のHVと同じように走ります。特にトヨタの場合、初代のプリウスPHVは、充電のみで走れる距離が実質20㎞程度と短くほぼHVだったので。

三菱の場合、エンジンは付いていますが、主な用途は発電です。充電の容量が少なくなったらエンジンを始動して電気を作ります。日産のe-powerと同じ仕組みです。これを「レンジエクステンダーEV」とも呼びます。
また、三菱では、EVは高速走行で電費が著しく悪化するため、70㎞/h以上で高速を走る場合に動力がエンジン主体に切り替わるシステムにしました。この部分だけHVで、あとはほぼモーターで走るEVなのでPHEVという名称にこだわったのです。

三菱は高速時のみエンジンで走るため、トランスミッションは高速用の1速固定で、低速時にはエンジンで走る事が出来ません。しかし、トヨタはプリウスPHV用に開発したECVTという無段変速機を積んでいるので、低速時もエンジンのみでの走行が可能です。RAV4PHVでも同じです。

これが、当初のPHVとPHEVの違いだったのですが、「EV」である事を前面に押し出し、また人気のSUVで発売したおかげで三菱のPHEVの方が売れていたせいもって(PHEV世界販売台数1位)、後発の海外メーカーがシステム的にはトヨタに近い物であってもPHEVを名乗ったため、今ではPHVを名乗るのはトヨタだけになってしまいました。海外勢の場合、CVTではなく6速ATとかですが。

なので、現在では「同じ」という回答になります。その内トヨタもPHEVにするかも知れません。

その他の回答 (4件)

  • 大きなバッテリーと外部充電端子があり、エンジンとモーターの両方を使って走るという意味では同じです。
    ただし、そのエンジンとモーターの使い方は全然違います。

    トヨタのはエンジンとモーターの出力を遊星歯車式のCVTで混ぜます。
    ここで、エンジンとモーターの両方でタイヤを回すとか、エンジンだけでタイヤを回すとか、モーターだけでタイヤを回すとか、エンジンでタイヤとモーターを両方回すなど(この場合、モーターは発電機として使います)、動力の割り振りとギア比の変更を自由自在に行います。
    このトヨタ方式のハイブリッドは、原状、世界中のどのハイブリッドより高効率で省燃費です。

    対して三菱のは、基本的にエンジンで発電機を回します。その電力でモーターを回し、モーターがタイヤを回します。日産のe-Powerと同じ仕掛けです。
    e-Powerと違うのは、高速巡航用のクラッチが付いていることです。
    高速巡航する時は、わざわざエンジン→発電機→モーター→タイヤとエネルギーを変換するより、エンジン→タイヤと直結する方が効率がいいです。
    高速巡航専用なので、エンジンとタイヤの間にあるのはクラッチだけで、変速機はありません。

  • 基本的にはどちらも同類と言えますが、
    細かい部分では「動力伝達方式」に違いがあります。

    ※どちらもバッテリを多く搭載してるため、バッテリのみで50~80km走れますが、バッテリ残量が無くなってからのハイブリッド走行燃費で差が出ます。


    トヨタPHV
    →同ハイブリッド車の「THSⅡ」機構を使いPHVに対応。

    ※THSⅡ機構は、エンジンとモーター駆動を動力分割(ミックス)させることができ、エンジンも駆動に関与させるため極めて高効率で実燃費が良い。PHV用にはエンジン回転を固定させる機構が追加(モーター駆動を多く使える)

    三菱PHEV
    →基本はモーター駆動で、エンジンは発電メインですが、エンジンを駆動に直結できる機構(5速ギヤ相当)を持つ。

    ※あとは急速充電に対応できるか、できないか、リヤモーターの出力等の違いはありますが、総じて「実燃費」はトヨタPHV方式のほうがかなり上です。


    トヨタPHV →ハイブリッド走行実燃費 20km/L超え
    三菱PHV →ハイブリッド走行実燃費 10~14km/l前後

    ※ハイブリッド走行燃費 =エンジンとモーターを合わせた実燃費で、バッテリが空になってからの走行も含む。


    トヨタPHVの場合は、仮に駆動用バッテリ残量がなくなっても、同社のハイブリッド車と同じ機構になるので、実燃費がかなり良く普通のハイブリッド車として同等の燃費が出ます(だから急速充電の必要がない)

    三菱PHEVの場合は、ハイブリッド走行実燃費で劣りますね。

  • PHVはハイブリッドカーの電池容量を大きくしたもの。
    PHEVは電池で走る車にエンジンを載せてハイブリッド化したもの。

    ただ、いまのところ実質的には同じです。
    PHEVは電池だけでも十分な航続距離がある・・・はず
    PHVは街乗りに十分な航続距離しかない・・・はず

    結果的にはハイランダーはプリウスの倍の電池を持ちますが、車が重いのでどちらも60km程度しか電池で走りません。どっちも普段使いにはガソリンがいらない。という感じで、電池だけでどこでも行けるというわけにはいかないですね。

    ではでは。

  • HV車より蓄電池が大きく、航続距離が長いのが特徴ですが、呼び方が違うだけで基本的な部分はPHVとは変わりません。
    ただ、三菱のPHEVは、寒い軸の暖房をバッテリーの電気でおこなっているため、冬場の電力量の消費が多くなり、エンジンで走行する頻度が多くなるために、燃費があまり伸びなくなるようですね。

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