自動車のダウンサイジングとは何なのか詳しく教えて下さい。 燃費や環境面でのメリット・デメリットなどもお願いします。

Question

補足

ダウンサイジングが欧州で主流なのはなぜですか？ ダウンサイジングの一番のメリットはエンジンの排気量を小さくし、摩擦抵抗を減らして かつ、軽量化を図って燃費向上に寄与しているという事でいいですか？

Answer 1

ヨーロッパなどでは 環境問題に敏感で、（海抜の低い土地が多いので、地球温暖化によって海面上昇が起こると
水没する地域が出るため等） 彼の地では 今や ミドルクラス～庶民レベル（生活レベル） の車
アウディーのA4とか シトロエン とか VW などでも 1.5L 位の排気量で低プレッシャーターボ やスーパーチャージャーと
組み合わせて、 排気量を小さくしながら パワーと 低燃費を 実現した 車が 主流となっています。

車のサイズを小さくすれば、 物理的に 使う原材料も少なくて済み、車重も軽くなるため 同じパワーを出す場合でも
より効率の良い エンジンを設計することが できます。

日本でも 中高年用に トヨタプログレなど 作りましたが、トヨタが思ったほど ダウンサイジングする （クラウンユーザー等）

の並は進まなかった様です。 今 ハイブリットへの 移行が急激に進んでいますけど。。。

デメリットは ホイールベース等が狭くなるため、 物理的に のり心地が落ちる事は あります。
後は 見栄を張れない。
ハリウッドスターなどは 公共の場に登場するときなどは 敢えてプリウス等で 乗り付けて 環境に敏感な私ですよ。

とイメージ戦略でアピールをシたりするそうですが、 実生活では 散財して豪遊してますからね。

補足
もともと ヨーロッパでは 職業や 暮らしに よって 購入する 車に 明らかな クラス分けが 存在し、
日本の様に バイトして 稼いだお金で 高級車を買って乗り回す 様な事が ありません。

税制面は 保険面でも 若者が ある一定以上の排気量の車に乗るには 馬鹿馬鹿しい程の税金や保険金を支払わなければなりません。

ヨーロッパでは 国が全生産量の何割かを 小排気量車としなければならない法律が有り、
BMWは イギリスのミニを買取ました。
メルセデスも 一時期は スウォッチと提携して小型自動車の生産をしていましたし、今はAクラスを 販売しています。

ヨーロッパでは EU国 自体が ダウンサイジングを 推し進めてきました。

もちろん 一部のハイクラスの為の 大排気量の高級車も作り続け全世界に販売しています。

ダウンサイジングが時代の主流なわけで、 アメリカが異常なだけだと 思います。

Answer 2

ダウンサイジングとは、サイズ（規模）小さくすると言うような意味があります。
自動車でいうダウンサイジングとはおもにエンジンの排気量を小さくする意味で使われています。今まで4000ccとか大排気量で馬力を稼いでいたのを2000ccとかに縮小するものです。しかし、ただ排気量を小さくしたのでは、同じボディでは力不足になってしまいますので、ターボなどで馬力を補い動力性能を出来るだけ落とさないというものです。燃費も大排気量に比べると良いですし、Co2排出量も少ないです。これは主にヨーロッパ車にみられ、日本ではダウンサイジングよりハイブリッド化に力を入れているように思われます。ただ、動力性能は互角でも、例えば大排気量のV8・V6と2000ccの4気筒ではフィーリングに差があり、好みが分かれるかも知れません。