トヨタ水素FCバスSORA,実際の生産は日野なのに自社ブランドにする理由は？

Answer 1

日野自動車は，トヨタの連結子会社です。

実際に，トヨタ・ランドクルーザープラドや，FJクルーザーは，日野自動車羽村工場で生産されています。よって，ダイハツで作られているトヨタ車があるのと同じように，日野で製造されているトヨタ車も存在します。

今回，Soraは，東京モーターショーで日野ブースではなく，トヨタブースで展示されています。その方が，明らかにインパクトがあります。私はわざわざ並んで乗ってみましたが，中は極めて普通のバスでした。その場にいる係員に質問もしたのですが，バイト生なのか分からずに係の人を呼びに行って待たされました。

バスならば水素タンクの置き場所も十分確保できますし，いざというときの発電機になるというのは，災害時などにも有効に活用できそうです。FCVのアピールのためにも，日野よりもトヨタで出すことに意義を感じたのでしょうね。

質問者からのお礼コメント

トヨタと日野の関係を詳細に書いて頂きありがとうございます。

Answer 2

燃料電池車両が一般化していないため、ブランドイメージを確立する必要があります。
あれはトヨタ、これは日野とやってしまうと、消費者のイメージが薄くなってしまいます。

Answer 3

既に乗用車で「MIRAI」を出していますが、今後の燃料電池車を推進していく上で「トヨタ＝燃料電池車」のイメージをアピールしたいからでしょう。
確かに燃料電池のユニットはトヨタ製ですが、バスは日野の分野なんだから日野ブランドで出させても良い気もしますけどね。

Answer 4

トヨタが，重要部品の燃料電池を供給して，日野に委託生産をさせているのでしょう。その他の乗用車部門では，トヨタ車体やトヨタ自動織機，東北トヨタ自動車などに委託生産をさせています。