トヨタ ランドクルーザー200 のみんなの質問

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ランドクルーザー200は中途半端な車ですか。

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ベストアンサーに選ばれた回答

価格、高級感、乗り心地、静粛性、リセール、車格、電子制御、安全装置

上記においては完璧に近い車です。
これらの項目からの観点において、200系は中途半端ではありません。



中途半端な項目もあります。

・悪路走破性
快適性を求めていった先に、悪路走破性は明確に犠牲になりました。理由はオフロード走破に欠かせないリジッドアクスルを捨て、独立懸架に足回りが変化した事です。
左右独立で凹凸を吸収する独立懸架、無論乗り心地と衝撃吸収の良さは比較になりません。しかしこと悪路において、左右輪直結のリジットに比べ、地面から車体へのクリアランスがまるで確保できません。加えて、リジットアクスルは片方の車輪が浮き上がった際、逆側のタイヤに荷重がかかり、トラクションを確保できます。ランドクルーザー70系は未だ変わらずこのスタイルです。
なお、200系は前後デフロックも備えていません。これは厳しい言い方ですが走破性において話にならないです。

・サスペンションの耐久性
ランドクルーザーのサスペンションは、40系、60系、70系はトラックと同じ板バネサスペンション、つまりリーフサスを採用してきました。80系よりこれはコイルサスペンションとなりました。
リーフサスは強靭な板バネを複数枚重ねて構成されます。このサスペンションはトラックに採用されることから分かる通り、強烈な耐久性と信頼性を持ちます。重ねれば数十トンの重さに耐え、数枚ひび割れても走行可能です。特に海外において「壊れないこと」を追及されたランドクルーザー、過酷な地で走行不能になるなどあってはならない事です。
コイルサスペンションは衝撃吸収性に優れ、乗り心地を快適にしますが、代わりに破損すれば即走行不能に陥ります。2018年、オーストラリアで行われたラリーレース、ゴール直前でハイラックスのフロントコイルサスペンションが損壊し走行不能リタイアとなりました。(ハイラックスは前コイル、後リーフ)
酷な環境にあっては、誰が何を言おうとリーフサスの優位性は変わりません。200系はそれを快適性と引き換えに失いました。
70系もフロントがコイルになった際、悲しい声をあげた人も多かったと聞きます。

余談ですが、コイルサスペンションに限りとんでもないハイリフトが可能です。15インチ〜40以上リフトアップし、背丈とボディドアの下端が同じになるくらいにできたりします。車の上を走行できたり、深い湖を走破したりも出来るようにはなりますが、故障時にボンネット内の整備不可、5〜20度程度の僅かな傾斜、モーグルで簡単に転倒するなど、信頼性と耐久性と悪路走破性は全くありません。めっちゃ楽しいですけどね笑

・信頼性
電子制御てんこ盛りの200系さん。もちろん電子制御を省いた物もありますし、70系でも電子制御てんこ盛りの物はあります。
まぁその辺の例外を除き、基本的に電子制御てんこ盛りな200系は、故障=走行不能です。その場での修復はかなり厳しいです。この辺が「ランドクルーザー」としての信頼性を低下させる要因となります。
比べて電子制御少なめの70系、走行中に破損や故障が起きても、ほとんどの場合で自力による対処が可能です。
更に200系はモデル12年程度で、70系の35年に比べると1/3です。モデルチェンジは勿論車の進化になりますが、前の型式との互換を捨てることになります。それは即ち使用できる過去の部品を切り捨てているということです。この事は200系の信頼性を損ねます。

・エンジン
これは国内限定の話です。
なんと200系ディーゼルエンジンを搭載していません。これははっきり言ってかなり厳しいです。
エンジンの構造上、ディーゼルエンジンの耐久性はガソリンエンジンの比になりません。
点火プラグを備えるガソリンエンジンは、プラグの不良による故障が起これば即お陀仏です。エンジン付近に水が浸入してきた場合や電気的問題の懸念を抱えます。
点火系を持たないディーゼルエンジンはその懸念がなく、故障のリスクが非常に低くなります。
また、ディーゼルエンジンは軽油を圧縮して自己着火させるほど圧力が強いです。つまりエンジン本体そのものが頑丈になります。トラックや70系が平気で50万、100万キロ走るのはそういうことです。
また低回転から大トルクを発生させるディーゼルエンジンは悪路走破においても相性抜群です。
更にディーゼルエンジンは、燃費の面でもガソリンを大きく上回ります。それは同じ燃料タンクにおいて、航続可能距離が長くなるということです。航続可能距離はランドクルーザーにとって大きな信頼性の1つとなります。
以上から「ランドクルーザー」というブランドにとって、ディーゼルエンジンは間違いなくそのブランドを象徴します。

かなり暇だったので長々と書いてしまい申し訳ないです。

結論
ランドクルーザー200系
悪路走破性、信頼性、耐久性、エンジン
の項目において中途半端であると言えます。(ランドクルーザーというブランドを考えた観点とする)

街乗りなら問題ないでしょう、きっと笑

その他の回答 (7件)

  • プラド中途半端?
    ラグジュアリー方面を伸ばしてガソリンのみである200が中途半端と言うのは分かるけれど
    プラドはラグジュアリーと本格クロカン上手く両立出来たオールマイティーなんだよなぁ
    乗用車として、クロカンとしてでも優秀

  • 中途半端です。

    プラドの方が中途半端だと言っている回答者が多いですが、個人的にはプラドのどこが中途半端なのかさっぱりわかりません。プラドはディーゼルエンジンやリアデフロックの設定もあり、積極的にクロカン車として売り出そうとしているトヨタの姿勢が垣間見えますが、200は国内ではどちらも設定されておりません。トヨタは200よりもプラドに力を入れているように思います。

    国産最高級SUVとしてはLX570の存在がありますし、少なくとも国内では中途半端な立ち位置に居る車です。

  • それはプラド。

  • 中途半端はプラド
    ですよね、、車も乗ってる人も

  • あの手のSUVであの排気量ですから徹底したもんでしょ?
    中途半端なのはプラドですよ。

  • 日本では、中途半端な使い方しか
    出来ない。
    けれど、車自体は完璧。


    この手の大型四駆は、抑、
    悪路を行く車ではない。

    駱駝のキャラバンを、
    車に置き換えるもの。
    それがランクル200(LX570含)。

    外気温、摂氏50度の砂漠の一本道を
    エヤコンをガンガン回して、室温を
    24度に保ち、後ろに1/2牽引して尚、
    時速130kmで突っ切る為の車。

    こんな使い方、日本では出来ないから
    この意味では、中途半端(持て余し)。

    砂漠縦断車なのに、ここを勘違いして、
    頓珍漢を謂ふ輩の多い事、多い事、、
    呆れるばかり。

  • いや体格とエンジンちょうどいい。

    どっちかっていうと現行プラドが中途半端。

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