ハイエースワゴンですが、走行中シフトレバーに当たってしまい、ギアがNに動いてしまったので、Dに入れたところ、空ぶかし状態になり、少しの間ギアを入れ直しても空ぶかし状態でした。

Question

何か悪いのでしょうか？
一度車を停めてからは、普通に乗れました。
ちなみにD状態でRランプも点灯してました。

Answer 1

シフトレバー周辺の配線被覆ダメージが原因の可能性が高いと思います。

ATコンピューターはシフトレバーポジション、エンジン回転数、アクセル開度、車速などをセンスして最適なギアを油圧クラッチで接続する制御を行います。Dでアクセルべた踏みなのに車速が上がらなかったりエンジン回転数が上がらないようならギアを落としていくといった制御をします。

ギアポジションランプはシフトレバーポジションをセンスするインヒビタースイッチで直接点灯するので、DとRのランプが同時に点くというのはその系統の絶縁被覆が損傷して接触している可能性があります。それがギアの入らない原因、つまり同時には起こらないはずのDとRの信号を検出したためにATコンピューターはギアの接続をしなかったのだろうと考えられます。フェールセイフデザインと言うのですが、故障した場合は安全に終結させる、つまりDにもRにも接続せずにNを維持したのでしょう。

シフトレバーをガチャガチャやったり振動でショートしていたところが一時的に離れたので復旧したのだと思います。

再発する恐れがありますから、一度ディーラーで点検することをお勧めします。

質問者からのお礼コメント

とても詳しく説明して頂き有難うございます。
すごくわかりやすかったです。
不安だつたので少し安心しました。
時間があれば一度診てもらうことにします。
有難うございました。