かつてはレクサスRXとハリアーは同じ車でしたが、3代目でそれぞれが分岐し、今のハリアーはRXよりもNXに近いというのは本当ですか？

Answer 1

この前先行に枠に入れ500hを購入致しました。
前モデルからRXから乗っでおります。
初代は、ハリアーみたいでしたが、全てにおいて２代目から変わっておりハリアーは、ハリアーです。
全く高級感が違いますよ！

Answer 2

本当です。

当初、トヨタ・ハリアーは2代目モデルをもって、モデル廃止予定でした。
しかし、国内販売ディーラーの要望により継続販売となり、結果、当初予定の無かった3代目モデルが登場しています。

そもそもの経緯ですが、初代ハリアーは海外版として「レクサスRX」として販売されました。
2代目ハリアーも同様に、RXのフルモデルチェンジに合わせて登場しています。
つまり、初代、2代目ハリアーは、レクサスRXの日本国内仕様版でした。

そして2009年の3代目へのフルモデルチェンジの際、両者の関係に変化が起こります。
2005年に日本国内でも「レクサス」の展開が開始され、セルシオ、ソアラ、アリスト、アルテッツァがレクサス専売モデルとなり、モデル廃止となりました。
ハリアーも同様に、レクサス移行のタイミングでモデル廃止となるのは既定路線でした。

ところが、全国のトヨペット店を運営するディーラーより、人気モデルであり稼ぎ頭のハリアーが廃止となるのを良しとせず、継続販売の要望が相次ぎました。
そこでトヨタは売れ筋の2.4Lエンジン搭載車に絞ってハリアーの供給を継続しました。
ハリアーは旧型モデルながら、根強い人気が続き販売も好調でした。

当初、ハリアー廃止後はRAV4のロングボディバージョンを化粧直ししたヴァンガードを後継車種に添えようとしていましたが、ハリアーユーザーからの乗り換えは思うように進みませんでした。
そこで、トヨタは方針転換し、3代目ハリアーを登場する決断をします。

ただし、3代目ハリアーは国内販売専用モデルとした為、国内ユーザーの嗜好に合わせて、2代目モデルからダウンサイジング化がなされています。

具体的には、プラットフォームは格下の中小型車用のトヨタ新MCプラットフォームを採用し、ボディサイズも少々コンパクトになりました。
また、搭載エンジンもV6エンジンは搭載せず、直4エンジンモデルのみとし排気量も縮小（2.4L⇒2.0L)しています。
さらに、ハイブリッドシステムもV6エンジンの出力増強型ではなく、直4エンジンベースで燃費性能重視のストロングハイブリッドシステムへと換装しています。

その結果、3代目ハリアーの販売は大成功し、2020年には現行4代目モデルが登場しています。

という事で、3代目以降のRXと3代目以降のハリアーはプラットフォームもパワートレーンも共通しない別車種となっています。

一方で、3代目以降のハリアーとハードウェア的に近しい関係にあるのは、2014年に販売開始したレクサスNXです。

NXは3代目ハリアーと同じトヨタ新MCプラットフォームを採用し、搭載エンジンも直4エンジンのみ（ただしNXは直噴ターボエンジンのみ）、ハイブリッドシステムは共通のものを搭載しています。
ハリアーとNXのホイールベースサイズはどちらも2660㎜と同サイズです。

この関係は現行ハリアーと現行NXでも同じであり、ホイールベースサイズはどちらも2690mmと同じであり、ハードウェア的にはかなり血縁関係が濃いです。

Answer 3

レクサスRXが日本に導入された三代目RXから、ハリアーとの血縁関係は切れて現在は全くの別車種になってます。

ハリアー → RX
・初代ハリアー→日本未発売の初代RX
・二代目ハリアー→日本未発売の二代目RX
※これ以降ハリアーは格下げされ、レクサスRXとは無関係な車種に。
・該当無し→国内初、海外では三代目RX
・三代目ハリアー→該当無し(レクサスNXとプラットフォームを共用)
・該当無し→国内では二代目、海外では四代目RX
・四代目ハリアー→該当無し (二代目レクサスNXとプラットフォームを共用)
・該当なし→国内では三代目、海外では五代目RX

ですので、日本で販売された歴代RXが、ハリアーと共通プラットフォームだった事は一度もありません。

Answer 4

2代目までは兄弟車で劣化版でした。
3代目はエンジンもシャーシも1世代古いものを寄せ集めハリアーとして売り出してました。最も出来が悪かったです。