wrcラリー ターマックでのバネレートは前後何kgなんですか？ わかる人いますか？ 減衰力も高めですか？低めですか？

Question

wrcラリーに限らずターマックでのバネレートは何kgですか？
減衰力はどうですか？
具体的にお願いします。
車は grヤリスです。

Answer 1

yjm********さんへ

参考資料をご紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=Nh1RxyMzJkY

F-1であってもそうなんですが、案外バネレートは上げません。その代わりにプリロードを掛ける。(プリロードを掛ける事でリバウンド長を詰める)
元全日本戦ラリーストの 杉山 正美 氏曰く「未だイケるじゃん。と思ってバネ定数を上げて行くと、砂に乗った瞬間に、、、行く」との事です。
数多く競技車を仕立て、実際に走らせた「腕っこき」の言です。

雪道とかなら、市販車純正のばねで十分。その代わり減衰力、特に伸側はしっかり付けます。食事後、自分の胃袋の位置がはっきり判る位に。

純正の諸定数は良く煮詰められています。ので、これを基準に、どの位の倍数を掛けて行くか、と考えてみると良いんじゃないでしょうか。
又、私の経験上からも、市販有名ブランドであっても、「換えたぁ〜」という"感じ"を得たいが為か、伸側減衰力が全然足りない物が市中に溢れている、という意見の一致を、杉山氏とみている事を申し添えます。
だから分解可能、リビルド可能な物を選ぶんですが、、、中々巧く行かないですねぇ。

質問者からのお礼コメント

分かりやすく丁寧な回答ありがとうございました。
凄く参考になりました。
感謝します。

Answer 2

GRヤリスのWRCスペックは非公開で誰もわからないでしょう。

→参考程度に引用します
（Rallycars ST185セリカ編より）

トヨタセリカGT-GOUR
形式：４輪ストラット

スプリングレート
【グラベル用】
前→11.822 kgf/mm
後→6.30386 kgf/mm

【ターマック用】
前→14.1971 kgf/mm
後→11.822 kgf/mm

ダンパーの減衰も相当高いはずですが、フリクションは相当低い技術が使わています。

→WRCの主流はトリプルチューブ構造で、たしか荷重0を検知すると一気に伸び側の減衰をカットする構造です。

ヤリスGRのWRC仕様はたしか「BOS製」のダンパーだったでしょうか？
→BOSダンパーは三菱がランサーWRC末期やダカール車に使ってました。

ビルシュタインやオーリンズはもはや使われていませんね。