初代シーマがシーマ現象と呼ばれるほど売れたのは、世の中がバブルで金余りだったことに加えて、東京で一戸建て新築を持つことができなくなったおじ様達がせめて車くらいは、との想いで外車には目もくれず、

Question

こぞって買ったからでしょうか？
個人的には、初代シーマの何が良いのかわかりません。
時代が平成に入ると、トヨタが130後期クラウン、そして初代セルシオを発売して、シーマが飛ぶように売れたことがまるで嘘みたいになりました。

Answer 1

・130クラウンが出た翌日に、日産もY31セドグロの上級車種を出すことを
アナウンスしたから。
つまり「シーマ現象」といいつつ、実際は半年前に出ていたY31セドグロの
新車を買いに来た人に「年明けに上級車が出ます」といって買うのを
待ってもらい、買い控えられていた分が数か月分溜まっていて、
それから発売したため一時的にクラウンを抜く台数を記録することができた、
っていうだけの話です。

・セドグロ/クラウンの旧型モデルであるY30/S120系のような
バンパーが大きいだけで動力性能もおとなしい3ナンバーモデルに
魅力不足を感じている層が多数いたこと。
S130クラウンも3000ccモデルをワイドボディにしたことが好評で、
後期型になると2000ccのロイヤルサルーンにもワイドボディを架装した
なんちゃって3ナンバーモデルまでも発売され、それも好評。
そしてF31レパードの開発部隊から強奪したVG30DET搭載車が
シーマ最大の魅力となった。

・1989年4月に自動車税が改定され2000cc超えの普通車の自動車税が
大幅に安くなることが決定したこと。
・消費税導入に伴い3ナンバー車に23%かけられていた物品税も廃止が
決まったこと。

などがあります。

Answer 2

全然違いますよ。
東京で家が買えなくなったというのは、当たってなくはないですが、
それ以外の街では普通に買えましたからね。
当時23区～郊外で4～6000万くらいで戸建は買えたと思います。戸建でなくマンションもあるわけですし経営者層には家買っても買える車でした。

私はシーマにもセルシオにも乗りましたけどどちらも性格の違う名車ですよ
まずシーマは1988年にセドグロの上位モデルとして発売されバカ売れしました。
そのモデルを1992年に譲ってもらい1年ほど乗りました。
今となっては長さはともかく幅も1770と狭いし、全高も1380と低く180㎝だと窮屈になるドラポジでした。ピラーレスHTだからボディはよれるし、GPSのない自立航法だけのナビ外れまくって使い物にならないし…

でも3L V6ターボ255馬力は結構凶暴で、リアサスがぐっと沈んでそのままの姿勢で矢のように加速する様は豪快でした。

その後セルシオが発売されて、こちらもバカ売れしましたね。
性格が違う車なので並列に比べるのは適切ではないと思います。
こちらも前述のシーマに1年乗った後93年に譲ってもらい、しばらく乗りましたが、重厚感があってとてもいい車でした。
ただ、運転していて面白かったのはシーマですね。
私も20代で若くじゃじゃ馬をてなづける感が楽しかっただけかもですが笑…

一方セルシオはショーファードリブンの要素が強く、運転するより後ろに乗っている方がいいと思いました。トヨタが今のロゴにCIした最初のモデルなので、当初は見慣れず違和感もありましたが、車としての完成度は圧倒的にセルシオが上です。運転しててもイマイチ楽しくなかったのは若さゆえ？

この両車を私に譲ってくれたのは義父ですが、2度とも2～300万くらい払ったと思います。今より4ドア車が隆盛で高く買い取ってもらえたというのも大きかったですが、今も持っていたらいくらになったでしょうね？
歴史的な背景や車の事を良く知らず、乗ったこともない方が、比較してああだこうだというのはよくありますが、比べればあとから出たセルシオの方が車格も排気量も一回り以上大きいので、直接比較は無理があります。
当時クラウンやセドグロが最上位車種だった時代に搭乗した両車は、性格も成り立ちも違うけど昭和～平成の名車であることは確かだと思います。

Answer 3

とりあえず一番高かったからでは
もう子供から大人までクラスメートの名前くらいに車種名くらいは言えてましたし
みんな高みを目指して必死に仕事して稼いでクルマや家に貢いでた思い出
あとバイクも熱かったなあ・・・