クラウン・コンフォートはなぜクラウンの名前なのですか。 調べてみたらクラウン・コンフォートとクラウンは無関係。

Question

クラウン・コンフォートはマークⅡをベースに作られていると聞きます。

クラウンといえばトヨタの最高級車でしょう。
どうしてトヨタの最高級車の名前をタクシーのクルマに使うのですか。
トヨタの最高級車としてのブランドなのに。それをタクシー用のクルマの名前に安売りする意味が分かりません。

クラウンの名前はいらないのでは。普通にコンフォートだけでいいのでは。もしくはマークⅡコンフォートでいいのでは。

どうしてトヨタはクラウンの名前をタクシー用のクルマに安売りするのですか？

Answer 1

タクシー乗務員です。

小型車区分用が「コンフォート」、中型車区分用が「クラウンコンフォート」ですね。

コンフォートが基本で、ホイールベースを１０センチ伸ばし、メッキパーツやフロントグリルなどにより、クラウンのイメージにしているのがクラコンですね。

ほぼ同じ車ですが、小型車と中型車は車名が違わなければいけない規定があり、「クラウン」を付けたのです。

もちろん以前からタクシー車両はクラウンを使っていましたし、お客様の中には、「クラウン」の名前に価値を感じる客層が存在します。
ウチの会社は、黒のクラウンスーパーデラックスと黒のクラコンが多数ありますが、クラコンでさえ「黒塗りのクラウンに乗れるなんて」とか、「黒塗りクラウンで帰れるなんて、偉くなったもんだな」とか、いまだにそんなお客様がいるんですよね。

ちなみに、接待の帰りに迎車を依頼、ハイヤー落ちのセドリックブロアムとクラウンコンフォートデラックスの二台が到着。
営業マン「あー先生、クラウンの方でお帰りください」
先生「あ、そう？悪いね、良い車の方で。」
なんて会話をしていたこともありますから、やはり「クラウン」のエンブレムは偉大なんですよ。
どう考えても、ブロアムの方が快適なんですがね。

ですから、そんなブランドイメージ、ネームバリューのために、「クラウン」の冠を付けているのでしょう。

Answer 2

クラウンセダンもクラコンもさほどかわらんよ
むしろ先に回答されているかたも仰っているがマークⅡは本当にいいクルマ少なからず今のカローラよりかはいい

あと、最高級はセンチュリー

Answer 3

80マークⅡの流用ですね、アレは大変良い車なんですよ、多分今のマークXより良いのでは？トヨタに限っていうと新しい方が良いとは限らないのが実情で、'96年頃を堺にトヨタは全車でプラット・フォームなるものを採用して共通化が進み、それから性能が悪くなりましたね。クラウンも14クラウンまで、マークⅡは80マークまでは良かったです。その後が・・・マークⅡもクラウンも同型のプラットフォームを持つに至り、足腰のヘタりが早くって長持ちしません。何万キロか走っただけで締りが無くヨレヨレ。それ以前のマークⅡもクラウンも20万キロ以上走ったって足腰はヘッチャラでした。
そういう意味で、クラウンではなくマークⅡだけども、あの足回りは信頼性と性能が優れてますよ。昔の良い状態を保持してるので、実際はマークⅡだけれども〝クラウン(に匹敵する)〟の名を冠したのかもしれません。80に限らず70マークⅡとかも最高ですよ、乗り心地はダンピングが効いてて重厚で、タイヤは扁平率70でクッション性もよく、且つコーナリングでもドライバーの腕が良ければ一切ロールしません。長持ちするし乗り心地良いしコーナリングも良い。
いっぽう新しいトヨタ車は大抵どれもロール酷いですね。ハンドル切った瞬間から前輪がフワ～ッと傾きます。だから曲がりくねった道を走ると大変疲れます。昔のトヨタ車はこんなではなく、幾らカーブを走っても直線走ってる感覚でフワフワ＆ズルズル車体が傾きませんでした。どっちが性能良いのやら・・・良い車はカーブが連続する道路でもまるで真っ直ぐ走ってる感覚で走れます。目隠しして乗れば乗ってる人はカーブだと気付かないほどです。

※下の写真は60マークⅡで、これサイコーです。基本80もこれと一緒なので性能は準じるはずです。文句無いです、これ。

Answer 4

クラウンコンフォートは、それ以前のクラウン営業車の後継モデルとして作られたモデルだから、でしょう。「トヨタの最高級車としてのブランド」「タクシー用のクルマの名前に安売りする意味が分かりません」とおっしゃいますが、クラウンコンフォートの登場以前から中型タクシーに使われてきたという歴史に立脚しているのですから、(作りがそれに見合っているかは別として名前としては)これもまたクラウンの一部です。
ちなみに、「コンフォート」は「クラウンコンフォート」と別に存在しています(発売は同時期です)。