先ほど、他の質問者さんからバッテリーあがり時の押しがけの質問に対して、私はキャブは押しがけ出来るけどインジェクションは押しがけ出来ないと回答しました。

Question

実際インジェクションのバイクは乗ったこと無いですが知識からの回答で、回答の理由は「インジェクション(燃料噴出装置)がバッテリーあがりで動かないから」ですが、答え合ってると自負してます。

そして回答した後で、ふと疑問が湧いたのですが、車はかなり前からインジェクションが当たり前でキャブ車なんか太古の車ですね。
私も車のキャブ車なんか乗ったこと無いので当然今までの所有車はインジェクション車ばかりですが、過去に何度か車のバッテリーあがりさせて、坂道を利用してエンジン掛けたことあります。
R32のスカイラインやAE92レビンなどです。
インジェクションですよね。
当時は疑問にも思いませんでしたが、今思えば何故エンジン掛かったのでしょう？

これを踏まえて私の推測ですが「インジェクションは押しがけ出来ないのではなく、バッテリーあがりでセルを回せない程度の電圧状況でも、インジェクションやCDIがなんとか動く程度の電圧が残ってさえいれば押しがけは可能である」じゃないのでしょうか？
そしてセルがウィ…ウィ…程度に動く電圧があれば、インジェクションでも押しがけ出来るのではないのでしょうか？

説明出来る方教えてもらえれば幸いです。

Answer 1

押しがけできますよ。

ただし、ご推察どおり、ポンプと点火系が動かないとダメです。

スイッチ入れて、ポンプの作動音がしてパネルが反応してるなら電圧はあるので、そいつが消えてしまわないうちに押しがけすればかかります。

自分でやったんで確実です。
できないバイクもあるかもしれませんが、少なくてもFIで出来てますんで。

質問者からのお礼コメント

皆さんありがとうございます。
大変参考になりました。

Answer 2

発電機に励磁電流を流せれば発電して各所起動されますよ。
乾電池レベルの電力で充分です。

バイクなんかはスタート制御のためにブレーキスイッチとスタートスイッチを押せば、バッテリー上がりでも下り坂で始動できますよ。
ＯＮのままじゃ勝手に始動はしないでしょうね。

あとＡＴなんかはタイヤをどれだけ転がそうとＡＴの油圧が発生しないから、エンジンに駆動力が伝わらない。
ＡＴの油圧ポンプがアウト側（ホンダの車とか）に付いていれば、下り坂でエンジン始動できる。

Answer 3

インジェクションモデルでもメーカーや車種によっては完全にバッテリーが上がっていても押し掛けやキックで掛かるものもあります。
クランクが回転さえすれば発電された電源でFIのシステムが機能する車種もあります。
回答を上げた質問者の車両はおそらくドラグスター400のようですから、FIだった場合押し掛けでは掛からないモデルだったので回答は間違いではなかったのですがね。

Answer 4

インジェクション噴射など微々たる電気です。 完全に上がっているならともかくセルを回す電力がない＝バッテリー上がりなのでそれくらいなら押しかけで始動できます。
バイクも同様ですがいまのハイテクインジェクションシステムとかはONで各部作動させるだけの電力はあるけどセル回すほどはないなんて程度ならかかります。

Answer 5

電気が残っていなくても、エンジンを回せば発電機は回るわけで。

Answer 6

もちろん燃料費ポンプやECUが動く電力があればかかりますよ。
それらに比べてセルの消費電力は大きいですから。

Answer 7

そうですよ、セルは回せなくても、燃料ポンプ、点火装置、ＥＣＵを動かす電力がバッテリーに残ってれば押しがけはできますよ。

Answer 8

そう言えば、昔は車の押し掛けってどこでもやってたっけ・・・懐かしいね。

いや、インジェクターとは関係ない話し。

Answer 9

キャブとインジェクションの決定的な違いはキャブは吸うことによって霧吹きのようにガソリンが吸いだされるのに対して、インジェクションは注射器で強制的に噴出させるのです。なのでキャブはピストンが下がって吸気が始まれば勝手に混合気が発生して送り込まれ、そして圧縮・爆発。インジェクションはインジェクターが機械式（ディーゼルに多い）ならクランクからの動力なので、クランクが回れば吸気に合わせて噴射されて圧縮・爆発します。問題は電子式インジェクター。当然バッテリーに電気がなければインジェクターが動きません。しかしセルモーターが動かない程度ならインジェクターは動きます。クランクはポジションセンサーが回転を感知して、吸気に合わせて噴射させます。そして吸気・圧縮・爆発で動きます。まるっきりバッテリーが死んでしまったのなら電子インジェクターは動かないので、押しがけでエンジンは掛かりません。
あと点火もマグネトー点火ならステーターのチャージコイルで発電した電気がそのまま使われるので、バッテリーが空でもクランクが回転さえすれば点火します。バッテリー点火だと少しでも残っていれば点火できますが、完全に死んでいたら点火しません。さすがに何処かへ行くのに完全に死んだバッテリーのまま行くことはないでしょうから、電気残量のあるバッテリーならばインジェクションでもバッテリー点火であっても押しがけでもかかります。

セルモーターですが自動車・バイクでは一番桁違いに電気を使います。原付クラスでも30A近く、大型バイクなら60A越えます。AE86でたしか80Aぐらいです。なのでバッテリーがダメになってくるとセルモーターが最初に動かなくなります。電力量は12ｖで60Aって700ｗ越えます。あんな小さくて放熱もされてモーターが燃えないか心配でしょう。ご安心ください（？）、回し続けると焼けます。JISでは連続使用は90秒までできればいいとなってるモーターです。なのでエンジンがかからないからとずっと回し続けると、バッテリーが空になるかセルが焼けるかのどちらかです。かからない場合は十数秒でやめて、しばらく放熱後にまた回す。バッテリーも少し回復するのでかかりやすくなります。

Answer 10

押し掛け出来ないのではなく、バッテリー上がりでは、掛かりにくいと言う事になります。

燃料噴射、コンピューター制御を働かせられば、押し掛けは可能という事になります。

Answer 11

コンピューター系の電源は５Vと１０VのDCですので、それをまかなえる状態ならセルが回らなくても押しがけでエンジンはかかります。