今は1600ccクラスの車は皆無ですが、昔はレビン、シビック等1600ccクラスの車が人気がありました。何故廃れたのですか？

Question

もっとも当時から中途半端な排気量だとは思ってましたが、レースのカテゴリーによるものでしょうか？

Answer 1

時代の移り変わりと言えばそれまででしょうが、ユーザーニーズ

の変化が主な要因でしょうね。

それこそ１６００や１８００クラスでスポーツモデルが最後まで

粘っていたのは２０００年頃でしょうかね？

インテＲ、シビックＲ、レビトレあたりですが・・・。

ちょっと前からバブルの崩壊で燃費重視の傾向でフィットや

ＣＲ－ＶやエクストレイルのＳＵＶに売れ筋が移行してきている

はずですから、スポーツモデルの開発は凍結やベースモデルのモデル

チェンジでラインナップから外れていったと言う感じでしょうかね？

排気量に関しては、１９８８年の全日本ツーリングカー選手権の

グループ区分で１６００ｃｃ以下がクラス３として決まった影響でしょう

それこそＡＥ９２レビンとＥＦ３シビックのデビューとかぶりますから。

このカテゴリーは９３年まで続いてＡＥ１０１やＥＧ６が参戦しています。

Answer 2

自動車税の区分が、1500、2000、2500という風に変わったから。
昔は、1500ｃｃとか2500ｃｃというクルマはなかった。
当事の排気量は、1000、1200、1400、1600、1800、2000、2600という200ｃｃ刻みで、1600ｃｃはカローラ／サニー／シビッククラスにとっては最上位グレードでした。（カローラ1100なんてのもありましたが）
税区分が変わって以降、1400ｃｃと1600ｃｃモデルは1500ｃｃへ。1200ｃｃは1300ｃｃへ。
2600ｃｃモデルは2500ｃｃになったり、元々高級車だったクルマは3000ｃｃへアップしたり。
スポーツモデルはそれでも1600ｃｃ車を継続していたが、スポーツモデル離れもあって消滅。売れないなら失くしてしまえ、はよくあること。今はスイスポくらいかな。
特殊な例として、R32～R34のGTRは税金区分など無視で、レースにおいてターボ車の係数を加味した上で有利な排気量を決めたので2600となった、というのは有名な話ですが。

Answer 3

エンジンをゼロから開発する際に、1気筒あたり400～500cc前後が最も効率が良いエンジンが出来るとされています。つまりは、2500ccまでなら4気筒、それ以上の排気量であれば6気筒が基本となるのです。

そこからメーカーに都合の良い形で生まれたのが、FIAのツーリングカー選手権のグループAの規程で、エンジン排気量のレギュレーションとなるわけです。

～1600cc
～2500cc
2500cc～

で区切られていました。日本のツーリングカー選手権も、このFIAの規程に沿っていたのです。

自動車レースはヨーロッパが本場であり、当時のヨーロッパ各国の自動車税制は100cc刻みや200cc刻みであったことから、あまり排気量の区分けは関係無かったものです。

当時の日本も、2000ccを境目として安い(5ナンバー)か高い(3ナンバー/2倍)でしたから、1500ccも1800ccも2000ccも同じ自動車税額でした。

これが今では、自動車レースのレギュレーションも変わり1600ccにこだわる必要は無く、またEU各国の自動車税制も排気量別からCO2排出量に応じてと変わってきていることから、市販車の1600ccは減っているわけです。

メーカーはレース規定を気にすること無く、燃費や環境負荷に対して最も優先した開発を行なっているわけです。

スバルなどに1600ccエンジンが残っているのは、企業規模からは新世代のエンジン開発がそう簡単には行えないからです。新型エンジンの開発には莫大な費用(200～300億円くらい)を要することから数十年に一度しか行えず、改良をしながら長い期間を使い回すのです。

Answer 4

そもそもコンパクトなスポーツタイプの車が少ないですから、車種自体も無いと思います。ただ、スイフトスポーツなんかは、１６００ccだったと思います。スポーツカーも人気が出てくれば、スイフトスポーツのような専用エンジンを積んだ車も出てくるかもしれないですね。

Answer 5

自動車税の境目が１５００ｃｃにあるから、１６００ｃｃは真にアホ臭い。

それにエンジンも進化して以前の１６００ｃｃの馬力やトルクは１５００ｃｃでも十分出せれる。