愛車とのエピソード。

Question

相談ではないですが、少し語らせてください。

私は10年前に自動車免許を取りました。
学生の頃だったのでお金は全然ありませんでしたが、どうしてもマイカーが欲しかったのでバイト代を必死にためてボロボロのユーノスロードスターを買いました。
とにかく程度が悪かったのでしょっちゅう修理もしたし、急に動けなくなってレッカーで運ばれたことも何度もありました。
ロードスターにハマりすぎて当時の恋人に振られたりもしました。

少し運転も慣れてきて、お金にも余裕がでてきたので、もっとパワーのあるクルマが欲しい！と思った私はロードスターを手放してFDに乗り換えました。
でも何か物足りずいろんなクルマを乗り継ぎました。
34RやWRXなども乗りましたがやっぱり自分が求めているのはパワーがあるクルマじゃない！と気づきAE86やTE27レビンなどにも乗りました。
でも物足りず、ユーノスロードスターやNBロードスターを8台乗り継ぎました。

でも同じロードスターのはずなのにまったく満足いかず、自分が求めていたのは、運転が下手くそだった時に一緒に成長した、自分が傷つけた、見よう見まねでいっぱい練習して何度もクラッシュした、あのボロボロのロードスターだったんだということにやっと気付きました。

いつかもう一度見つけて引き取ろう。そう思っていた時に、旅先の道の駅でロードスターを見かけました。
自分が初めて乗ったロードスターにそっくりだったので近寄ってみると、私が手放したロードスターでした。
ナンバーももちろん変わっていたし、ステアリングなども変わっていましたが、傷の場所や凹みは確かに私がつけたもので、まさしく私の乗っていたロードスターでした。
いつか見つけて引き取る。そう心に決めていましたがそのロードスターはとても大切にされているようで、いいタイヤを履かせてもらっていてボディもピカピカでした。
オーナーさんを見かけましたが声をかけることはできませんでした。
というか、声をかけようとも思いませんでした。

あの再会から私はまた別のロードスターを相棒に、カーライフを楽しんでいます。ずっと忘れられなかった一台のクルマ。素敵なオーナーに巡り会えてるんだと知れたことで私は前に進めました。

相談ではないですが、人とクルマの物語。
ただの機械だと言われればそれまでですが、皆さんも忘れられないクルマや素敵なエピソード、ありますか？

よかったらお聞かせください。

Answer 1

車と人
心温まる思い出ですね？
今どきの車には想像できないエピソードだと思います。

私の場合はもう30年以上前ですが、思い出に残る車が1台あります。
ボルボの”アマゾン”です。1967年製
地元のディーラーの隅っこにカバーをかぶせて置いてありました。（車体はボロボロ状態でした）
ディーラーに頼んで購入したいと話したところ、預かり車でした。持ち主は預けた後、刑務所に入っていたようです。どうにか連絡が取れて格安で譲ってもらえましたが、車検証がありません。前々所有者を見つけて、書類を書いてもらい、ディーラーの協力で車検証を作り直しました。結局、その間、半年間架かりました。
ところが、動きません。今度は知人の修理工場でフルレストアしました。
その後、全塗装、内装も白に塗り替え、やっと元気に息を吹き返しました！
4年間ほど元気でした。そろそろ売ろうかな？と考えて、業者の所まで走って行く途中、突然エンジン停止。（JAFのお世話になりました）
多分、その車が別れを嫌がったと、今でも思っています笑。

Answer 2

最初のマイカーが｢マーク２ ＧＳＳ｣。
標準でＬＳＤがついていました。

セリカやコロナＧＴはオプションでした。

今は当たり前となったＤＯＨＣエンジンでした。

また逸れに組み合わされるソレクッスキャブレターの吸気音がたまらなく好きでしたね。

日産(スカイラインGT-R)はウェーバーを装着、ライバル関係を表していました。

当時の｢三種の神器｣は、｢ソレ、タコ、デュアル｣でした。
わかりますか？？？？


当時初心者の私にはＬＳＤは扱いづらく、数え切れないぐらい｢スピン｣しましたね。

雨の日なんて、仕組みを理解していないものだから余計にスピンしましたね。
ゆっくりと走ろうと、低いギアを選択。⇒トルクが掛かるのでＬＳＤが良く効く。⇒スピン。

でもそのおかげで、運転は上手くなりました。

貴方の乗っていた｢ユーノスロードスター｣にも乗っていました。
発売前から、マツダディーラーの友人に注文を入れていましたね。
ユーノスロードスターはビスカスのＬＳＤなので扱い易いですね。

まあとにかくオープンカーが気持ち良く(好きで)、他にポルシェのカレラカブリオレ、ベンツ３００ＬＳロードスター(６０年ぐらい前の車)、ジグァーＥtype…

一年中オープンで走っていましたね。
皆さん以外と知らないのが、夏のオープンより、冬のオープンの方が気持ち良いのです。

軽く雪が降っていたら、最高ですね。

また５月ぐらいの残雪の残るドライブウェーも気持ち良いですね。

と言いつつ残念ながら、今はハイエースにどっぷりです。

夢は、ベンツ６×６ですかね。

Answer 3

古い車でもないけど、AE111レビン

どうしても欲しくて黒いレビンを探してやっと購入

車は好きだけど、まだ自分では弄れなかった私は、洗車くらいしか出来ませんでしたが、いつもピカピカに磨いてました

素直なハンドリングと少しクセのあるリアの挙動

高いボディ剛性

心地よい4AGのエキゾーストノート

私のお気に入りでした

周りの人は「何故にAE111？」という反応でしたが

レースでシビックに勝てなかった不人気車

見た目だけのスポーツカーとか車好きに酷評されることもあるレビン

それなりの高い性能を持ちながら、過小評価されがちの不遇な車

スポーツカーからSUVに若者の人気が移った時代の流れもあり、とうとう最後のレビンとなったAE111

改造したマーチで同じチームのシビックtypeRに峠の高速ステージで勝てなかった私が選んだのは、そんな不人気車レビンでした

「VTECに勝ちたいならVTECだろ！」と散々、周りに言われたけど、何故かAE111が気になっていました

レースで勝てなかった？

スポーツカーではなくファミリークーペ？

他人の出したレースの戦績やモータージャーナリストの意見に、何故自分が影響されなきゃならないのか？

どうしてもAE111レビンでシビックに勝ちたくなった私は購入を決意しました

結局、同じチームのシビックtypeRの人とはちゃんとした勝負をする機会はなかったのですが、走行会では他のシビックtypeRを散々ぶち抜いてやりました

まぁ素人同士のレベルの低い話しですが


初めてレビンの助手席に乗ってくれたのは大好きだった憧れの上司

エンジンブローして落ち込んでた時に、その人が心配してメールくれたり食事に連れていってくれたり

その人と付き合うことになり、たくさんの思い出が出来ました


車なんて興味ない人だったけど、街中で滅多に見掛けない不人気車のレビンのことを気に入ってくれて、別れる時に「もうレビンに乗ることは2度と無いんだって思ったら涙が止まらない」と何度も言ってました

職場を移り、しばらくはレビンでプラプラとドライブしたり、峠を走って憂さ晴らししたり

彼女と別れて何をしたら良いか分からなかった私に、レビンは走ることで活力を与えてくれていました

次の彼女は同じ職場の新人で、今も私の側に居ます

付き合う前、レビンを駐車場で見掛けて「どんな人が乗ってるんだろ？」と気になっていたそうです

やはり車なんて興味ない人だけど

私の職場(介護職)でスポーツカーは私だけで、怪しい真っ黒な車高短のレビンを気に入ってくれてました

ですが、エンジンが寿命で、他に修理が必要なことや車検、両親を扶養にして世帯主になり、お金が無かったこと等が重なり、車検の予約日当日に軽自動車に乗り換えを決定

彼女は猛反対

「何故、相談しないの！？私も修理代出す！」「出させる訳にはいかないだろ。」と散々ケンカしました

修理出来ても、ただの介護員で両親を扶養してる私は維持が厳しかったです

彼女とは結婚も考えていたし、好きな車で遊ぶ自由を優先している場合ではありませんでした

何とか説得

ショップにレビンを渡す前日、レビン最後の日、最後のドライブを終えて、彼女を送り届けた後、帰宅する途中にエンジンブローしました

次の日、メタルブローしたレビンでガラガラと音を立てて、ショップまで何とか走れました

いつもお世話になっているショップの店長さんが、「なんか不思議だね。こういうタイミングって。」と、私のレビンを預り、次の愛車の軽自動車の鍵をくれました

最後まで走ってくれてありがとう

私がもっとちゃんとメンテナンスしてれば、ちゃんとお金を貯めていれば、直して乗ってあげられたのに、様々な理由で手離さなければならなかった自分の不甲斐なさに泣けてきました

そんなダメなオーナーを最後まで乗せて誰にも迷惑をかけること無く走ってくれたレビン

自分で車のメンテナンスや改造をやらなかった私に、自分でやるきっかけを与えてくれた車です

もうこんな壊し方はしない

自分で出来るだけやってあげたい

車に意思なんてないだろうし、ただの機械

でも、あのレビンはいつも私に大切な何かを教えてくれた気がします

車だけでなく、人との繋がりまで

他人にはどうでも良い話しですけどね

今でも、最後の日に録音したレビンのエキゾーストノートを(彼女がこっそり録音した)二人で聴いたりしてます

彼女はAT限定免許ですが、限定解除して「お金貯めていつか私がレビンに乗る！」だそうです(笑)