トヨタ カローラレビン のみんなの質問

解決済み
回答数:
2
2
閲覧数:
2,026
0

S12シルビアについての疑問です。


前期型までは姉妹車ガゼールとの並売、RSグレードは2000ccでFJ20の自然吸気とターボ(ICはなし)でした。

シルエットフォーミュラ参戦のイメージも売りにしていた記憶があります。

マイナーチェンジしてガゼールはシルビアに統合、エンジンもCA系に統一・FJエンジンは消えてRSグレードも1800ccにダウンサイジングとなりました。

最高スポーツグレードに搭載のCA18DETもICなしで、しかもカタログでは当時のパワー数値表記の変革期(グロス→ネットへ)もあり、やもすると、(常識レベルすら)あまり深く考えない当時の若者達にはこのマイナーチェンジは「退化」とも映り、売り難かったとボヤいていたセールスマンもいた記憶があります。

しかしよく考えてみると、

1、価格が安くなった。

2、FJエンジン用パワーバルジがなくなりスマートになった(迫力はなくなったが)。

3、グロス表記なら極端なパワーダウンではなく、実用域ではかえってパワフルになったかもしれない。

4、実は既にこの時期には86レビン/トレノはなく、極端な話ミドルクラスのFRはこのS12のみだった。
など考えようではマイナスばかりでもないかとも思えます。


このS12シルビア後期型は歴史の空白みたいな扱いをされることもありますが、メーカーのやり方、既存のメカニズムの組み合わせ(ターボモデルにはICを組み合わせるなどで数字の下がった印象を払拭できたかもしれない)やミドルクラスのFRであることを売りにしたら次期モデル(大ヒットモデルS13)への繋ぎの意味も大きく変わったかと思えます。


S12シルビア後期モデルに対する私の見解に対するご意見、
またS12シルビア後期型の存在意義についてのコメントなどいただけると恐縮です。

補足

S12シルビアのスタイルデザインが固まった時点では低いフロントに軽量エンジンを載せてハンドリング重視、FJエンジン搭載は全く視野に入れてなく、前期型デビューの時点でコンセプトがブレたってことですね… 案外、後期型が本来の姿?

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

正直言って私もS12シルビア、特に後期モデルに関してはいいイメージを持っていないです。

シルビア/ガゼールは私は西部警察の小暮課長の影響もあって(笑)、S12の1つ前のS110型が大好きでした。部屋に「白い稲妻 NISSAN SILVIA」のポスターを貼っていたほどです。240RSという、どう見ても暴走族にしか見えないものすごいオーバーフェンダーの付いたラリー車もありましたし。

S12は「群れよさらば」というデビュー時のキャッチコピーこそ華々しいものがありましたが、車自体は正直あまりパッとしないものでした。当時の日産車はZ31の「比べることの無意味さを教えてあげよう」など挑発的なキャッチコピーが多かったですが、S12に関しては逆に群れに置いて行かれたような感じさえありました。

シルビア/ガゼールRSにはS110に続いてFJ20が搭載されましたが、S12のエンジンベイはR30スカイラインに比べて圧倒的に狭く(スカイラインは6気筒用の広さがあるので当然ですが)、エンジン本体は同じでもR30用に対して吸気管が短縮されたりラジエターファンが電動ファンではなくクランク駆動にされたりとマッチングは良くありませんでした。あのスペースではインタークーラーは無理でしょう。

もともとFJ20はスカイラインR30のみに積まれる予定で開発されたエンジンですが、営業部門の意向でもう1車種増やすことになり、当初はブルーバード(910)の予定でしたが、次のU11でFF化されることが決まっていたため候補から外れ、止むなくシルビア/ガゼールになったのだそうです。まさかローレルやレパードに積む訳にも行きませんから。

しかし、FJ20の獣のような荒々しさはスペシャリティカーを目指したS12のキャラクターに全くマッチせず、FJ20はマイナーチェンジで廃止になり、ターボも含めてCA18に統一されました。

マイナーチェンジ後のS12はデザインも性格もこれと言った特徴のない中途半端な車になってしまい、日産もあまり積極的に売らなかったようです。私も後期型はあまり記憶にありません。「ターボFISCO」や「ホワイトセレクション」などの特装車が辛うじて記憶にあるくらいです。この「ホワイトセレクション」と来たらボディーもバンパーもモールもミラーもホイールも何もかも白、白、白!という子供じみたセンスで唖然とした憶えがあります。

当時はソアラやプレリュードなどのデートカーが大流行していた頃でもあり、S12のような車は売りづらい時代でした。ちなみにS12の次のS13、いわゆるART FORCE SILVIAはそのプレリュードの牙城を崩した車として記憶されることになりますが、これには当時ホンダのデザイン部門が和光市(埼玉県)から栃木県の田舎に移転することになり、それを嫌ったデザイナーが次期プレリュードのデザインを持ってホンダから日産に移ったから、という噂があります。

あくまで噂です。

その他の回答 (1件)

  • エンジンが変更になったのは、兄貴分的なポジションであるスカイラインとエンジンを共通にしたのが逆に裏目でだったのかと。
    そもそもFJエンジン自体短命だった(決して悪いエンジンではないですが、当時の制御系がお粗末だった)のもあってR31スカイラインへのモデルチェンジと同時にRB型がデビュー、CAはCAでU12ブルバードでツインカムターボが出たので、FJを捨ててCAに切り替えたのだと思います。

    元々S12自体が国内での販売に力を入れていなかった節があります。主にアメリカでZの弟分的な扱いでそこそこ人気を得ていたのもあると思いますが。
    でも、ある意味S13の爆発的ブレイクはS12でのタメが効いていたのかもしれません。。。

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の
「自動車」カテゴリとデータを共有しています。
トヨタ カローラレビン 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

トヨタ カローラレビンのみんなの質問ランキング

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離