トヨタ カローラフィールダー 「最後の5ナンバー乗用ワゴン」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

西川 昇吾
西川 昇吾
自動車ジャーナリスト
評価

2

デザイン
2
走行性能
2
乗り心地
2
積載性
5
燃費
4
価格
3

最後の5ナンバー乗用ワゴン

2022.1.21

年式
2012年5月〜モデル
総評
5ナンバー乗用ワゴンとして考えると希少な存在である。しかしながらそこに価値を求める層がどれくらい存在するかと言われると悩ましい。ビジネス向けでの販売を考えるともう少し価格帯を抑えたいとも感じさせる。
満足している点
5ナンバーサイズでありながら、優れた積載性を持つのはこのモデルの武器と言えるだろう。面白味はないかもしれないが、実用車として考えるととても良い選択。
不満な点
2021年現在でも現行モデルとしてラインアップされているが、最低限の運転支援システムしか用意されていない点が難点。継続して販売するならばACCやレーントレーシングアシストの装備が望ましい。そうすれば一定の需要は満たせるのではないかと思う。
デザイン

2

良くも悪くも保守的。現行モデルになる前の2000年代から続くカローラのイメージを引きずってきたデザインと言える。現行最新モデルと比べたら古臭さを感じてしまうのは否めない。
走行性能

2

実用車として考えれば必要にして十分だが、ドライブフィールとして目新しいものはない。また、後部座席だと少し突き上げ感が気になるという時もあり、その点はマイナスポイントと言える。
乗り心地

2

車体の基本設計が古いため、古さが隠せないポイントがあり乗り心地が良いとは言えない。特にリアシートではコツコツとした突き上げ感が目立つ。この点はTNGAプラットフォームを採用する後継モデルカローラツーリングなどには敵わない。
積載性

5

コンパクトなボディを考えるととても優れた積載性を誇る。グローバルモデルでない日本のカローラとして受け継いできた良い部分が表れているポイントとも言える。
燃費

4

ハイブリッドも用意されているが、トヨタの最新ハイブリッドモデルには燃費性能で引けを取る。ただ、軽量な車体という利点があるので、現代でも燃費性能は良好な部類と言える。
価格

3

ビジネス向けのグレードしか新車では購入できない。そのため内装が廉価版なのはしょうがないが、それでいてメインとなるであろうハイブリッドが200万円を超える価格設定なのは少し割高感がある。中古車で考えると安くはないが高くもないといった印象。実用性に優れるコンパクトなモデルが欲しいなら中古車で狙うのは大いにアリと言える。
西川 昇吾
西川 昇吾
自動車ジャーナリスト
1997年生まれ、大学時代から自動車ライターとしての活動をスタート。現在はWEB・紙の各種媒体で様々なジャンルの記事を執筆するほか、車両解説動画にも出演し、喋りの分野にも挑戦中。愛車のマツダ・ロードスターで定期的にサーキット走行をし、ドラテクの鍛錬も忘れない、目指すは「書けて、喋れて、走れるモータージャーナリスト」
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