車でセルシオのことを何でレクサスというんですか。

Answer 1

トヨタは、セダンの名前の頭文字が、なるべく「Ｃ」になるようにしてきました。
もちろん「マークⅡ」なんて例外もありますが、多くの頭文字が「Ｃ」です。
カローラ、カリーナ、コロナ、セリカ、クレスタ、チェイサー、クラウン、、、、
セルシオも、その延長で名づけられたと思われます。

そんなトヨタが、国内の販売網を通じて、オヤジの意見だけを聞き続けて
改良に改良を重ねた日本だけで走っている車がクラウンです。

ところで、トヨタはバブル期に二度だけ踊りました。
ガラスの工芸品「セラ」と、ベンツＥクラスの向こうを張った「セルシオ」です。
ちなみに、セルシオの完成発表会は、国内のモータージャーナリストを
１回何十人、これを何セット、とドイツに招待して行ったそうです。しかも、往復ビジネスクラス。
フルコースディナーに続き、生のクラシック演奏で登場した新車・セルシオ。
そこで演奏された曲は、この日のために作曲された「セルシオ交響曲」だったはずです。
セルシオとは、バブルの産物です。

しかし、セルシオは日本のオヤジの意見を聞くのではなく、世界に耳を傾けてつくった
名車でもあります。
トヨタの総力を挙げて開発した車を、主力マーケットのアメリカで売る際、従来の
「安価で壊れないトヨタ」というイメージではなく、新しいブランドイメージがほしかった。
頭文字「Ｃ」ではなく、新しいイメージがほしい。そうして名づけられたのが「レクサス」です。

１７年ほど前に、トヨタの新しい高級ブランドイメージを創造するために生まれたレクサス。
バブルから立ち直った日本に、そのイメージがようやく逆輸入されてきた、ということです。

余談ですが、セルシオのデビュー当時、国内で納車を待ちきれないオヤジたちが逆輸入の
レクサスに乗っていました。なぜかエンブレムを金メッキして、でもって、慣れない左ハンドルな
もんだから、車線のやたら左側をドロドロと走っている姿を見かけたもんです。
そのころのベンツＳクラスというと、携帯（車載電話）を持っていないのに、なぜかトランクに
ブーメランアンテナが載っていて。でもってフェンダーにクロームパーツがはめてあって。
下品な時代だったなあ。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。中国では、なぜか、セルシオを見ると、レクサスと呼んでいるもんで。

Answer 2

トヨタセルシオを海外でレクサスLSと称して売っていたからです。

誤解無きようにしておきますが、セルシオ＝レクサスではありませんし、トヨタレクサスでもない。レクサスはブランドネームであって、車名がLS。

ウィンダム＝レクサスES
アルテッツァ＝レクサスIS
アリスト＝レクサスGS
ハリアー＝レクサスRX
ランドクルーザーシグナス＝レクサスLX

Answer 3

言わないけど？？？？？？？