230セリカって然程すごくなくてもいいからとにかくスポーティ(に見える)クーペに乗りたい人が乗る車ですか？

Question

Answer 1

とにかく速くなければスポーツカーじゃない、小型ファミリーセダンでも安物大衆車のFFハッチバックでも、魔改造で速ければスポーツカーだという『お子さま基準』なら、最終型のT230セリカはスポーツカーではありません。
がしかし。

セリカ史上最もハンドリングに優れたモデルがT230です。
『ハンドリングの魔境』ロータス社や『優れたハンドリング以外は何もない』ケーターハム社を自国に擁し、『’60年代ラリーの峠最速車』ミニで運転を覚える英国人が、『特に優れたハンドリングのクルマ』として上げたほどです。

『スポーツカーかそうでないかは、加速性能や最高速では無く最初のコーナーで決まる』『バカ馬力のエンジンやターボは、ハンドリングの邪魔になるから要らん』と考えているガチのスポーツカーファンには、T230は価値があります。
『見かけだけのナンパグルマ』と見るか『セリカの長い歴史の中での完成形』と見るかで、スポーツカーに対する造詣の深さが問われます。
或いは・・・すごくオーバーで極論的な言い方をすると。
T230は、伝統的・古典的なリアル・スポーツカーが理解出来るかどうかを分ける試金石、と言えるかもしれません。
T230を運転して『おやこれは？』と思える鋭い感性があるなら、今となっては低馬力の古いポルシェやロータスに乗っても、それらがスポーツカー史に名を残している理由がわかる・・・かもしれません。

Answer 2

形だけで買って後悔する車だと思います。
特にスーパーストラット車