セリカST202-SS3（AT）の修理についてお伺いします。 1998年式の最終型です。もう19年前のものです。173,000kmです。

Question

車検に出したところ、ドライブシャフトインナーブーツ破れと、パワステのベーンポンプの不具合等を指摘され、修理しないと車検に通らないとのこと。

インナーブーツは工賃6万円（左右）、ベーンポンプは新品の部品在庫は終了とのこと。
明細いただいて1つ1つ余計なものが無いか、確認して、それでも整備代25万円強。
（法定費用除き）

インナーブーツはアウターと違い車軸をバラさないと交換できない、全部やると1日では整備できないと言われました（トヨタのディーラー）。

別のお店に行っても、工賃はこんなものでしょうか？

今回車検を通しても、また他のゴム系部品やマフラーなど痛みはじめているので、次も高額になりそうとのこと。正直、車を買い替えないといけないのかなと思いはじめました。

Answer 1

２０２のＳＳ－３ったら、スーパーストラットですね。
これはディーラーだとハブだけ外してドラシャを抜かないで
ショックごと下ろす作業手順ですから時間はかなり掛かる
事になりますね。
整備マニュアルに従わなくても、専用工具の掛け方をちょっと
変えればそこまで大掛かりにはなりません。
ただ、これは手馴れた工場じゃないと無理です。
ここの厄介さを分かっていて経験のある民間工場なら時間工賃
も時間も安いので見積もりを取ってみる価値はあるでしょう。
この足の構造をわかっていない工場だとめちゃくちゃ安い見積もりで
後から乗せられるか余計なトラブルの種を抱えて帰ってきますよ。
ショック下部のはめあいが固いので専用工具か同等品で作業する
のが鉄則です。
過去に見た事があるのはバーナーで炙って抜いたけど別な部分の
グリスが溶けて後でガタが出たってのがありますね。
２５万の内訳次第というかドラシャとベーン以外にどこまでの修理
が必要なのかって方が疑問ですね・・・。

質問者からのお礼コメント

大変詳しいご説明とアドバイス、感謝感激です。
ディーラーに半日見ていただいた手前もありますし、いつも同じお店に出しているので同じ場所で、ご指摘の部分も含め交換検討いたします。
ありがとうございました。

Answer 2

おそらくかなりの愛着があり、手放したくはないとは思いますが、一刻も早く乗り替えた方がいいでしょう。
まず、部品は生産終了しているものが大多数です。在庫分がなくなり次第、部品供給出来なくなります。
後は、ヤフオク等で中古部品を探すという事になります。
ディーラーでも中古パーツを扱っていますが、それもあるかどうかは分かりません。

正直ディーラー以外で修理はしない方がいいでしょう。
工賃は仕方ないと思ってください。
この年式の車はすんなり整備出来ないため、しっかりと保証してくれ、尚且つ知識が少しでも豊富なディーラーの方が優れています。

ボルトが緩まずそのままねじきれる可能性もあります。
珍しいサスペンションの為作業も難航します。
非常に気を使う整備です。

そして、今回は部品があると思いますが、無くなるのも時間の問題です。

よく動かなくなるまで、乗ると言い張る人がおられますが、ホントに動かなくなり、乗り換えるとなっても納車までに期間があります。
おそらく質問者様は車好きと思われますので、動けばどんなのでもいいという訳ではありませんよね？

もうすでに車検が迫って遅いかもしれませんが、動けるうちにいろいろな車を見る事をお勧めします。

最新の車に乗るとあなた様の愛車に劣る部分はありますが、優れている部分もあります。
ぜひとも新車に乗り換えていただきたいですね。