昔WRCのサファリラリーで優勝したトヨタセリカTCターボとは、どんな車ですか。

Answer 1

コピペですが

１）排気量を僅かにアップした４T-GTEU型エンジンを搭載
（0.5mmのﾎﾞｱｱｯﾌﾟにより量産型の3T-GTEU型の1770ccから1791ccへ）
２）リヤサスの形式が、セミトレから４リンクリジットへ
３）フロントフェンダーがウレタン樹脂製に

１）項は当時のターボ係数1.4を掛けた時、グループBの排気量区分の2.5L~3.0Lクラスにギリギリ入る排気量としておくことで、排気量ｱｯﾌﾟの余地を持たせる為。
２）項はラリーでの適応を考慮し、TTE（Team Toyota Europe）から強く要望されたもの。
（むしろ古い型式に戻したことになりますが、高い耐久性や、まだドリフトありきであった当時ではむしろ扱い易い型式であった為と思われます。）
３）項は？？？です。ラリー仕様では材質は変えても良さそうな部位と思いますし････。
あるいは、何らかの理由で若干の車幅アップが必要だったとか？？
まあ、いずれにしてもよくもまあこの程度のいじり方で、WRC優勝が出来る程のクルマのホモロゲが取れたものです。トヨタは、かなりずる賢くレギュレーションの抜け穴をくぐり抜けたと言えると思います。

質問者からのお礼コメント

回答をして頂いた皆様、ありがとうございました、
セリカtcターボ、かっこいいですね。

Answer 2

グループBに対応したFRセリカですか………

詳しくは下記の方が述べてますが、この車は有る意味で……
ロングレイドのラリーに対応するために製作されました。

ブッチャケ……サファリラリーの為に作られたと言ってもいいでしょう。

この当時のサファリラリーは、「パリダカのショート版」と呼ばれる位のハードなラリーで、事実WRCの中で最長距離を誇ってました。

また投入された時期も、丁度「プジョー205ターボ16」 とか 「アウディ クアトロ」が出始めた辺りで、この様なハードのロングレイドラリーには、信頼性の関係で投入されてはいませんでした。

事実、初期段階のプジョーはリタイアを喫してます(；゜∀゜)
それだけハードなラリーだったのです……

TOYOTAにとっては運が良くて、このラリーならまだFRの耐久性に頼れる余地が残っていて、狙って作ってると予想する。

ドライバーも、その当時のベテランを４人用意して確実な体制を築いてた……………

ただこれ以降は、サファリの距離のショート化が決定して、プジョー205ターボ16 等のミッドシップのAWDが主流となり…………FRやMRでは話にならず(T-T)