ブレイドマスターは、大衆車ですか？

Answer 1

ブレイド自体、プレミアムコンパクトハッチバックというコンセプトです。

マスターがデビューした際、ゴルフ３２とよく比較されていました。
ゴルフ３２と同じ走り（性能）や装備が２／３の価格で手に入ると。

コンセプトは、「大人しくない大人に。」とし、 「自分を知っている。本物を知っている。そんな大人のためのクルマとして。ブレイドは、取り回しのよいボディサイズと、上質感に満ちた室内空間を実現。～中略～スポーティ派には、～中略～3.5Lエンジンによる卓越した走りを実現したブレイドMaster Gを設定。ライフスタイルにあわせて選べるラインアップで、“ショートプレミアム”の世界を体感ください。」とのことです。

しかし、印象的には、どうしてもオーリスの兄弟車と見えてしまうので、プレミアム感は希薄ですよね。

フロントやリアの見える部分以外にも、リアサスの形式も、オーリスがトーションビームであるのに対して、ブレイドはダブルウィッシュボーンと、形式も違うのですが。（当然、ブレイドのほうがコストがかかっています。）

結局、プレミアムを打ち出すには、オーリスとの違いが少なすぎると思います。

今は、「マスターＧ」グレードしかありませんが、マイナーチェンジ前は「マスター」（標準グレード）もありました。
約２７０万円で３．５リッターのエンジンでしたので、買い得だった印象が残っています。ただ、フェアレディーＺのようにグイグイくるトルク感ある加速が味わえるかと思いきや、意外なほど加速はマイルドでした。店員は、ゼロスタートの加速はマイルドですが、高速道路などでの中間加速は速いです、と言ってました。

悲運な車だと思いますが、その分、中古車では買い得な車だと思います。