先日は私の質問に対する回答を頂き、ありがとうございました。 私にとってはお二人ともＢＡの回答でした。

Question

｢nihei4747さん｣の高い見識で１つ伺ってみたい事があるのですが、何故トヨタはコンパクトカー作り(Ａ・Ｂセグメント)が下手くそなのでしょうか？

初代ヴィッツで｢おーっ!?｣と思ったのも束の間、３代目では遂にコストダウンした只の糞車(物凄く安っぽくなったのに他メーカーより割高)に成り下がってしまいましたし、オーリスに至ってはＶＷのゴルフをライバルにしている、と言いながら、先代ゴルフどころかポロにすら劣り、初めて乗った時に大変ガッカリしました。
と言うか、国産のアクセラやインプレッサにも劣ります。

ヴィッツやオーリスを貶すと、よくトヨタ信者が、
｢ヨーロッパ仕様は違う｣
などと言ってますが、同じヘナヘナシャシーを使っているのに、果たして本当に違うのか……

スズキのスイフトは日本仕様でも非常にしっかりしており、ヨーロッパ仕様のＲＳで、｢成る程｣という出来です。

しかし、ヴィッツのあの出来の悪さを見ると、いくらヨーロッパ仕様のヤリスでもスイフトと同等の出来なのか、甚だ疑問です。
(乗った事がありませんから分かりませんが)

nihei4747さんの見識を伺わせて頂けますか？

補足

車雑誌の通り、やっぱりトヨタは日本の消費者を舐めた車造りをしているのですね。 しかし、やはり元が悪いから欧州仕様にしてもスイフトみたいに良くはならない様ですね。

Answer 1

「売れているのだからこれで良い」、がトヨタの基本でしょう。
コンパクトカー作りが下手というよりは、「この値段ならこの中身で充分。だって売れているじゃないか。」です。
他のメーカーは同じ車を作っていては販売力のあるトヨタと勝負にならないので、足回りにも少々コストをかけて差別化を図って顧客を確保しているのが現実だと思います。
すなわち、車として基本に対してはトヨタ以外のメーカーの方が本気で取り組まざるを得ないので、結果としてトヨタのコンパクトカーがお粗末と言うことになるのだと思います。

欧州で売っているトヨタ車と日本で売っているトヨタ車は世間で言うほど違ってはいません。
現に知り合いの若いドイツ人はドイツ国内で1.6リットルのオーリスに乗っているのですが、150km/h以上でも安定しているゴルフと違い、その程度の速度でもステアリングの安定性が低くて少し怖いと言っています。
ただ、サスペンションは替えてあるようで、来日中に試乗に行った1.8リットルのオーリスの乗り心地の悪さにビックリしていましたから、本人が乗るドイツのオーリスは少なくともサスペンションは違う物であることは間違いないようです。
ブレーキも同様に替えてあるようですが(ホイールがすぐに真っ黒になるそうです)、その他は日本仕様と何も変わらないようです。

因みに、ドイツ国内でもゴルフはオーリスよりかなり高い車なので、所得がさほどない彼にとって、ゴルフを買うのはまだ少々きついようです(いつかはゴルフかアウディに乗り換えると言っています)。

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございました。

＞「売れているのだからこれで良い」
結局は悪い物を悪いと言わず、｢トヨタ車は何でも一番!!｣という妄信的な【バカなトヨタ信者】がトヨタを駄目にしているのですね。

バカなトヨタ信者は、自分達の盲信が結局は自分達の首を絞めて割高な糞車を買わされている現実に気付いて欲しい物です。(そうすればトヨタも良い車を作るでしょう)

オーリスの話はとても参考になりました。