トヨタ 86 のみんなの質問

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1900馬力の世界最速のハイパーカーであるピニンファリーナ新型「バッティスタ」は、サーキットではF1マシンよりも実際に速いですか?

この車の電動パワートレインは、4輪それぞれに電気モーターを備え、トータルで最高出力1400kW(1900馬力)、最大トルク2340Nmを発揮するという驚異的なものです。
その実力は、0-100km/h加速が1.86秒、0-200km/h加速が4.75秒というF1マシンを凌ぐ加速力を発揮するといいます。

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ベストアンサーに選ばれた回答

ムリでしょ。
っというか、『F1より速い』と思う根拠が判らん。

バッティスタの車重は2.3t。1900馬力あっても、パワーウェイトレシオは1.21㎏/ps。対する現代のF1は0.8㎏/ps以下とされています。(F1はレースのトップカテゴリーとして、パワーウェイトレシオが1㎏/psを切る様に、意図的にレギュレーションが決められています。)
F1の加速タイムは公式には発表されていませんが、パワーウェイトレシオでこれほど差があると、バッティスタの方が速いとは思えません。

そして重要なのがダウンフォース。
F1は、車重600㎏に対しダウンフォースが2t近くもかかっていて、コーナリングの最大横加速度(カンタンに言うと遠心力の大きさ)は4.5Gに達します。(F1は、250㎞/h以上だとトンネルの天井に貼り付いて走行出来ると言われるほど、ダウンフォースが大きいです。)
バッティスタがどのくらいダウンフォースを発生するのか判りませんが、この『スーパーカーの文法通り』みたいな形態では、とてもF1並みのダウンフォースは得られないでしょう。(スーパーカーというと例えば・・・NSXのコーナリングでの最大横加速度は1.1Gぐらいです。)

尚・・・F1はこのダウンフォースのために誘導抵抗(空気抵抗みたいなもの)が大きく、それが加速性能や最高速を『妨害』しています。F1が400㎞/h出ないのは、『サーキットにはカーブがあって、そのカーブをどれほど速く回れるか?が、加速性能や最高速以上にクルマの速さには重要』だからです。(F1の空気抵抗係数=CD値は0.65付近で、これは市販車だと大型観光バス並みです。この空気抵抗の殆どが、ダウンフォースと引き換えに発生しています。)
クルマの性能を見るとき、ハンドリングやコーナリング性能を比較しないと、速い/遅いは決められません。馬力や加速性能だけを比較するのはナンセンスであり、『子供がやること』です。

更に、もう一つ言うと。
バッティスタの、(F1と比べ)見た目だけでも判る重心点の高さ。重心点は低ければ低いほど、単純にコーナリングの限界は上がります。(スポーツカー設計では『重心低いは七難隠す』と言われるほど、『低い』ことは最優先項目です。)
空力的ダウンフォースが効かない低速コーナーでも、バッティスタは力学的にF1ほどのコーナリング性能が無いと思われます。

っというワケで。
バッティスタの『サーキットでの速さ』は、F1と比べたら『同じ4輪車とは思えないほど』差があると、(容易に)想像出来ます。

質問者からのお礼コメント

2024.5.28 20:13

詳しくありがとうございました。

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