イニシャルDをたまたま見ているのですが、このアニメ（コミック）が始まる前からAE86って峠で人気の車だったのですか？それとも、このアニメがきっかけで人気になったのですか？

Answer 1

元々人気でしたよ。

走り屋だけでなくモータースポーツでも人気でした。

ひとつのキッカケとなったのはドリキンと呼ばれる土屋圭市さんが若い頃、フレッシュマンレースでAE86をドリフトさせながら圧倒的な速さで優勝を続け、上のクラスのスカイラインまで食う勢いで走り、最終レースは「お前が出たらレースにならん」とエントリーを断られる事態になります。

そこからドリキン土屋とAE86、ドリフトブームが一気に盛り上がりを見せます。

雑誌主宰のドリフトコンテストなども開催され、土屋圭市が審査員で参加する等…

そこでもAE86は主流マシンの一角として結構な台数がエントリーしてました。

その頃には峠にはかなりの数のハチロクが走ってました。

その後、S13シルビア(180SX)がコントロール性とターボパワーでドリフト界の主役になります。

イニシャルD初期の世界観はその辺りですね。

イニシャルDの作者自身がハチロクオーナーであることもあります。

土屋圭市さんのレースでの速いドリフトを漫画に書きたかったのがイニシャル Dかと思います。

複雑に絡みますが、AE86自体はイニシャルD以前より人気車でした。

今の価格高騰とか、前期トレノ3ドア人気はイニシャルDにまつわる物だと思います。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました！

Answer 2

当時どのメーカーも駆動方式を前輪駆動に変えていった時期でしたね。

そんな中、Ae86はあえての後輪駆動でした。
後輪駆動の特徴のアクセルONで峠のコーナーを抜けてく感じが楽く人気が有りました。

しかも後継のae92(前輪駆動)がデビューする頃には大分値段もお手頃になり益々走り屋御用達マシンになって行きました。
先輩や知り合いからなら10~20万円台なんてのも普通でした。

しかも解体屋さんにもゴロゴロ有ったので(毎年車検がネックになり10年経つと解体送りになった時代)工具持参で格安でパーツを手に入れられ多少ぶつけても自力で直せる車でした。

そんな訳で当時峠には走り屋仕様のae86がいっぱい居ました。

程度が良ければ300万円台なんて! 凄い時代になったものですね。

Answer 3

まず、86という車は、駆動型式や足回り等基本設計自体は、先代のTE71と変わってはいないのですが、決定的に違ったのはそのエンジンでした。

それまでのTE71に積まれていたのは2TGと呼ばれるもので、こちらもパワフルで非常に評価の高いものだったのですが、86に新たに搭載された4AGと呼ばれれるエンジンはパワーがありながら非常に吹けあがりのいい、そしてアクセルに対するレスポンスに優れたものでした。

また当時、ホンダのF1に代表されるように今よりも人気があり影響力の強かったモータースポーツの世界でも大活躍したため、若者を中心に人気が爆発。

当時の時代背景としてはいわゆるバブルと呼ばれた時代で、若者もこぞっておしゃれな車、高級車を手に入れることを目指していた時代でもあったのです。免許を取って、いい車に乗れば可愛い女の子とデートができる！！という感じだったんです。

当時、同じような位置づけの車の名前としては、日産シルビア、ホンダプレリュードといったものがあります。デートカーと呼ばれたもので、国産の最上位に位置していたのがトヨタソアラという車でした。

そんな中で、この86もちょっとスポーツカーの雰囲気を持ったデートカーという面も持ち合わせていました。

「お洒落で、イケてる車」だったのです。ちなみに、レビンとトレノの違いとして1番大きいものは、トレノの方には、今はあまり見られなくなった「リトラクタブルヘッドライト」という普段は格納されていて、ライトの点灯時のみパカッ！と顔を出すものが採用されていました。

スペックも良くて、値段も届きやすく、デザインもいい、買わない理由がなかったのです。よって頭文字Dの前から人気ではあったのです。しかし、今も人気である理由は頭文字Dが関わっていると思います。あとはドリフトキング、所謂ドリキンの土屋圭市さんの愛車であったのが人気の理由だと思います。最近ではCOACHの広告にも使われ話題になっていました。

Answer 4

もともと人気でしたが、イニシャルＤ効果で更に人気になったとおもいます。