内燃機関自動車、ハイブリッド、燃料電池車は、日本など高度な生産技術を持っている国しか品質の良い自動車を生産できない。だから日本以外は、EV（完全電気自動車）へいっきにシフトしてます。日本の自動車産業は、

Question

海外向けの割合がほとんどです。しかも550万人の製造に関わる既得権益を守るためなのか、完全電気自動車開発製造は、ほとんどスルーしている日本に未来は、あるのでしょうか？とても不安になってます。

Answer 1

まず、世界で最も販売された電気自動車(EV)は何でしょうか。

日産のリーフです。10年以上にわたり、50万台以上を販売しています。もちろん、テスラ3やBYDに押されているのは確かです。実際、テスラはGMからヘッドハンティングしていますし、中国も国をあげてEV開発に邁進しています。いずれリーフを抜くのは時間の問題でしょう。しかし、現実をよく見れば、売れているのはアメリカと中国の富裕層が相手です。依然として庶民は自動車を入手さえできない国が世界中ではほとんどなのです。

では、日本ではなかなかEVが普及しないのは何故でしょうか。電気を火力発電で製造していることもありますが、優秀なハイブリッドカーが既に存在している事が大きいです。アメリカで始まり欧州でも普及しているCAFE規制をクリアしている自動車会社は、テスラとトヨタしか存在していません。多くの会社がスポーツカー製造から撤退しいる中、スープラやGRヤリスを販売できているのは、トヨタが燃費の良い車を既に販売しているからです。

そして、今待たれているのは、全個体電池といった次世代電池です。全個体電池の特許数でみれば、日本は中国やアメリカより多くのパテントを既に所有しています。トヨタは、それこそ佐吉電池と呼ばれる電気自動車開発を、初代社長の頃からずっと開発してきています。ミライのような自家発電できるFCVだって既に２世代目に入ろうとしています。

一部の金持ちのため、そしてエセエコのためにEVを開発する必要はあるでしょう。(一時期、プリウスがアメリカセレブで流行りになりました。)レシプロエンジンを持たない中国企業が、EVに全てを投資する理由もよく分かります。しかし、日本企業が慌ててEV化する必要はまだないでしょう。日本は電力をどうするか、火力発電と原発をどうするかといった政治問題を先に解決しなければなりません。

自動運転もそうですが、一部の車だけがEVになれば良いという問題では決してありません。社会としてどのようにインフラを整備するか、どのように環境を保護していくかという観点が大事になります。中国とアメリカだけでEVが普及しても、アジアやアフリカはどうするかをきちんと考えなければなりません。ワクチンの普及もそうですが、自分だけが良ければ良いという問題ではありませんから。普及させるためには整備しなければならない問題がたくさんあります。

ちなみにテスラにしてもモデル3は人気ですが、モデルXは売り上げが伸び悩んでいます。次世代電池開発合戦はまだ勝敗が決していませんが、出来るだけ安くて高性能の電池、さらに言えばリサイクルやリユースも含めた環境に配慮した電池の開発に自動社会の未来はかかっていると言えると思います。

Answer 2

世界っていうのは国っていうものがあってそこには大体200カ国ぐらい存在します
でその国というものをいろいろ検索するとわかるんですけれども例えば南アフリカってそこそこインフラ整備はされてますが電力が安定していないことで有名なんですね
そして他の国については電気すら安定供給されていないところがほとんどで電気スタンドも経ってないところがあるのにペットボトルに入れて燃料を販売する国々でどうやってそれを成立させるのかというのは国というものをインターネットで調べてみるとすごく便利なんで是非一回やってみてください
もちろん日本のようにいつでもネットに接続できる環境の国はかなり限られてしまってるので住んでいる所によって多少変わるかもしれませんが努力は怠らない方が良いと思います