軽のハイブリッドの車はありますか

Answer 1

現行モデルでは簡易ハイブリッドシステムのスズキSエネチャージと、過去のモデルではスズキ ツインがあります。

軽自動車は規格上エンジン排気量660ccや馬力64psに規制があります。
エンジンは非力ですから、重い車体を動かすのは厳しい車です。
そのため、規格ギリギリのサイズで軽量だからなんとか公道を他の車と走れるのです。
ハイブリッドシステムは、エンジン以外の動力源を搭載します。
モーターや駆動用バッテリーが必要となり、ただでも厳しい車体重量を増加させる要因となります。
まともなハイブリッドシステムだと、折角モーターで低回転域からの太いトルクでアシストできても車体重量増が大きく、ハイブリッドシステムとして役に立てなくなってしまいます。
そもそもエンジンは非力ですから、燃料消費は少ないので、ハイブリッドシステムでの燃費改善効果も限定的です。
そのため、まともなハイブリッドモデルは実質ありません。

スズキがSエネチャージという名称でハイブリッドモデルを販売していますが、このハイブリッドシステムはエンジン始動のついでに数秒間の駆動力を出したり、巡航走行時の無駄に大気へ捨てられてしまう減速エネルギーを発電して電力として再利用しています。
簡易的なハイブリッドシステムだから軽自動車で成立するのであって、まともなハイブリッドを搭載すると本末顛倒になってしまいます。

ちなみにツインは、当時の技術で可能な鉛蓄電池を大量に搭載してハイブリッドシステムを実現した一種のトライアルです。
価格も軽自動車の範囲を超えた設定で、バッテリー重量が重く、実用的ではありませんでした。
又、充電スタンドもセットでの販売となったため、行政等でのトライアル実験となってしまいました。

(kkoo4532さんへ)

Answer 2

現行車種では、S-エネチャージを採用したものしかありません。
これは、オルタネーターとセルモーターを一体化させたモーター発電機で回生エネルギーの回収（発電）とアシスト、エンジン始動を行うものです。
アシストは発進時だけで、巡航時の加速ではアシストしません。

過去にはダイハツ・ハイゼットやスズキ・ツインにハイブリッドモデルがありました。
ツインはハイブリッドシステム用バッテリーを鉛バッテリーとしてコスト低減に努めましたけど、それでも130万円近い価格になり、全くと言っていいほど売れませんでした。


ちなみに、軽自動車の馬力規制はあくまで業界の自主規制です。法律で馬力が規制されているわけではありません。

また、ハイゼットもツインも純粋なハイブリッド車なので、外部からの充電は必要ありません。

Answer 3

＞軽のハイブリッドの車はありますか


現行販売車では
スズキ ワゴンＲ・MH44S
マツダ フレア・MJ44S
などがそうです

６６０エンジン＋モーターです・・・が
ISG（モーター機能付発電機）スターターモーターで
あくまでも、
エンジンのアシストのみ

電気のみでの走行はしないので
軽ハイブリッドとは言わず
「S‐エネチャージ」と言われています

Answer 4

ハイブリッドでも種類があり、モーターのみで走行出来るものと、モーターはアシストの役割しかしないものとがあります。
前者をストロングハイブリッド、後者をマイルドハイブリッドと呼んだりします。
後者のマイルドハイブリッドだと、スズキのワゴンR等のS-エネチャージを搭載した車種となります。

で、ハイブリッド用の電池を積むスペースは軽自動車だと厳しいのと、価格が上昇してしまうと売れなくなります。
なので今の軽自動車にはマイルドハイブリッドはありますが、ストロングハイブリッドはありません。

車検証を見ると、型式の前に排ガス規制区分の記号(アルファベット)が記載されており、『DAA』だとハイブリッドとして一応区分けはされています。

Answer 5

今は無いですが、過去にありました

スズキ・ツイン

ダイハツ・ハイゼット

軽自動車だとバッテリーやモーターの重量が増える事によって、ハイブリッドの恩恵が少なくなりボツになりました