スズキ スイフトスポーツ 「コスパ最強のホットハッチ」のユーザーレビュー

コスパ最強のホットハッチ

2022.3.26

総評

細かいところで気になる所はありますが、非常に運転が楽しく満足している車であることは間違いありません
国産のBセグスポーツグレードが相次いで廃止やHV専売になる中、純エンジンでMTの設定があるこのような車は貴重な存在ですね
僕のようなクーペやスポーツセダン等には手が届かないけど出来る限り速くある程度の実用性も兼ね備えた車が欲しい！という人にはおすすめできる車です

満足している点

上を見ればキリがありませんが、新車の車両価格200万前後でこの動力性能は他社で存在しないのではないでしょうか
非常に軽快に動き、街乗りで不足を感じることはないと思います

不満な点

ネットでもよく指摘されてる通り、主にインテリア面の安っぽさと騒音(ロードノイズ、ビビリ音)に少し気になるところがあります
価格を考えれば些細なことですが…

デザイン

4

エクステリアについてはオプション無しの純正で既に完成されていると個人的に思います
未塗装のため放置すると白化しますが、カーボン調のフロントスポイラー等はこの車に詳しくない人から「これで純正？」と言われることもあります
インテリアについては賛否両論ですが、セミバケ風のスポーツシートや赤いガーニッシュが標準で装備されてるのはスポーティグレードであることを感じさせる良い演出です
ハザードが体を起こさないと押せない位置にある、ハンドルが樹脂と革のハイブリッド、樹脂丸出しのサイドブレーキレバー・ダッシュボード、ペダルのデザインとペラペラのフットレストが気になるところですがこれらはアフターパーツで誤魔化しが効きます

走行性能

5

今でこそ慣れましたが、シートに体が押し付けられるほどの加速力があり、僕にとっては暴力的とも言えるほどでした
エンジンは上まで回して楽しむというより低回転から発生する高トルクが気持ちいいです
純正からしてスポーティな足とタイヤ、そして1tを切る車重のためコーナリングも軽快で楽しいです
少なくとも法定速度内で走ってる限りは不足を感じることはないと思います
ただ、レブリミットが6000回転なのに対してレッドゾーンが6200回転付近を示してるのが不満です

乗り心地

3

今は別の足を入れておりますが、純正モンローでもスポーツカーに乗らない人にとっては固めの乗り心地と感じるのではないのでしょうか(家族、友人に固いと言われた経験あり)
運転してる限りでは全体的にしなやかで乗り心地は悪くなかったです
騒音についてはロードノイズは大きめ、気になる人はデッドニングやタイヤ交換が必要かもしれないです

積載性

3

Bセグなので可もなく不可もなく、同クラスでもノートやフィットのほうが積載性は高いと思います
タイヤ4本+ホイール4本を別々に積むことができたり、スタンドを使えば前輪を外した状態のクロスバイクが積めたりするので特段不満はないです

燃費

4

ハイオク指定ではありますが、通勤でリッター15〜16km、郊外中心のドライブで18km弱は出るので及第点です

価格

5

購入一番の決め手でしょうか
限られた予算内でヤリス(GRではない)や先代ZC32SやCR-Zの中古も候補でしたが動力性能で見たコストパフォーマンスが最も優れていたと感じました

故障経験

今のところ目立った故障はなし