スズキ スイフトスポーツ 「Fun to Driveの体現」のユーザーレビュー

Fun to Driveの体現

2019.7.3

総評

本当に

自分で運転することを楽しむための車

これに尽きます、スイフトスポーツ

目的がはっきりしている分
好きな人は大好きでしょうし
ダメな人はとことんダメな車と思います

幸い私はど真ん中ストライク（笑）

満足している点

世の中何でも自動運転になっていく中
わざわざMT
燃費一辺倒の車がもてはやされる中
わざわざハイオクターボ・アイドルストップ機構なし
もっと価格が高くてもよさそうなものなのに
まさかのアンダー200万

前々車のコルトラリーアートの時も思いましたが
「よくぞこの時代に」という車

不便・高維持費を苦痛に思うどころか
通勤ですらPleasureに変えてしまう
Fun to Driveの体現車、スイフトスポーツ
車を運転するのが好きな人なら
“スイフトスポーツに乗れること”自体が
満足している点になると思います

この車を世に送り出してくれたスズキさんには
感謝の二文字しかありません

不満な点

安価なコンパクトをもとにしたインテリア
軽量化のために犠牲になった装備たち
最新の車にしては…な“走行性能以外”の
不満点は否めません

がしかし、この車はアンダー200万のコンパクト
高級を望むこと自体に無理があります
高級が欲しい方は他にたくさん選択肢がありますので
そちらをどうぞ、という感じです

とにかく運転を楽しむということに徹すれば
不満点は今のところありません

デザイン

-

走行性能

-

ターボ化されているとはいえ1.4Lエンジン
大排気量の車のようなエンジンの回転を上げることなく
すーっと加速する、ということはできませんが
極太トルクの恩恵で加速はすこぶる良好
20年ぶりのMT運転となりましたが
エンストの心配はほぼ皆無と感じてマス

そして歴代スイフトスポーツのご多分に漏れず
パワーにボディと足回りとタイヤが完全に勝ってるバランス

キビキビ走ることにかけては
1-2ランク上の車も敵わないのではないでしょうか

あ、あとMT車なのにアダプティブクルコン付き
こんなの使わないよなぁと思いつつ
少しだけ試してみたらこれがすこぶる楽
た…たまに使うくらいなら良いかも…

乗り心地

-

硬いです
これはもうスポーツの名を冠する車なら
ある程度仕方ない
これから買う方は諦めてください

でも、不快なガッチガチではないのが
この車の良いところ
ロードインフォメーションが曖昧にならない
絶妙なレベルの硬さなので
自分がどういう運転しているかがすごく良く分かりマス

あ、あと静かでもないです
私は許容範囲内ですが気になる人は
他の選択肢もありますのでそちらをどうぞ

積載性

-

ラゲッジが凹んでいるので
フラットにならないことを残念と見る向きもあります

当方、そんなに大量に物を積まないこともあって
これを不満に思ったことはないです、今のところ

大きいスーツケースを積まなければならないような
旅行に行くとなったら多少不満になるのかなぁ

燃費

-

前車A1はできてスイフトスポーツができない
アイドリングストップ

これのせいで街中乗りは燃費極悪！

…と書こうと思ったのですが、
通勤燃費（愛知県政令市住み）で
リッター13と表示されていて
毎日少しずつ伸びていってマス

瞬間燃費を見ると軽くリッター20以上で
走っているときもあるので
もしかしてアイドル止められなくても
A1より燃費が良くなっちゃうのでは？と
思っているところです

価格

-

故障経験

まだ全然走ってないので故障はありません