スズキ スイフトスポーツ 「まるで大きなゴーカート」のユーザーレビュー

まるで大きなゴーカート

2019.3.28

総評

同じコースを周回しているだけでも楽しいゴーカートで好きな道を走っているような車ですので、楽しくない訳がありません。乗って楽しい車が欲しい、そんな人の為の車です。

ノートe-powerとフィット・ハイブリッドF1.5Lを借りてみて、ハンドルの重さも車内の狭さ(165cm58kgの私にはジャストサイズ)も納得です。近くの信号は見にくいですが、無駄に広くないフロントガラスとダッシュボード。この穴蔵感が、走る楽しみを五感で感じさせてくれます。

満足している点

・何と言っても加速感。ATのMTモードでの発進加速はベタ踏みしなくても十分楽しいです。プロドライバー並み、ひょっとするとそれ以上の「レブリミットでのギアチェンジ」を味わえます。

・エアコンの操作も、手探りでできるダイヤル式が良いです。

・メーターがスイスポが一番機能的で見易かったのは意外でした。ヘッドランプ点灯ランプやブレーキランプが大きく見易い位置にある、ODOメーターとトリップメーターの同時表示、室外気温の常時表示など、一番見易いです。

スイスポ


ノートe-power


フィット3ハイブリッドF1.5L

不満な点

・ワイヤーアクセルと比べるとアクセルレスポンスがワンテンポ遅れるところ。もっとアクセルワークにキビキビと反応して欲しかったです。CVT車からの乗り換えだと気にならないと思いますが、16年前の4ATケーブルスロットルからの乗り換えだとワンテンポ反応が遅いです。

・クーラーが日差しでドタバタします。日差しが出たり出なかったりすると、一々温度を調整する必要があります。フィットも然りでした。一番クーラーが優秀だったのはノートe-powerです。

デザイン

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走行性能

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【2019年9月更新】

・普段40kmで周っていた道を60kmでも余裕で周っていきます。ここは3速だろうという坂を、4速1,500回転40kmで軽々上っていきます

・スイスポ修理の代車として、ノートe-powerを2週間とフィット3ハイブリッドF1.5Lを1週間借りましたが、用事で乗る以外は両車とも「走りに行こう！」とは思わせてくれませんでした。スイスポの楽しさを再認識しました。

但し、フィットの1.5Lエンジン音は小気味よく、もしATやMTでエンジンがダイレクトにタイヤに伝わる構造なら乗って楽しそうだなぁ、と思わせるエンジン音でした。

と思ったら、スイスポも同様に小気味よいエンジン音で、それに加えてゴーカートのようなハンドルの重さ、車体やタイヤから伝わってくるゴツゴツ感、全てが運転する楽しさを味わわせてくれる車だと改めて実感しました。

乗り心地

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スポーツ車ですので、硬くゴツゴツしますが、物凄く悪い、ということはありません。AT車はCVT車に比べると若干ギクシャクしますが、CVT車やハイブリッド車(e-power含む)では、「車を運転する楽しみ」は味わえません。

昔の人間には、エンジン音と変速ショックの無い車は乗って楽しい車では無い、ということをe-powerとハイブリッド車に乗って実感。

積載性

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荷物を積んだことが無いのと、積載性を求めて買った車ではないので気にしていません。

燃費

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ちょい乗り(数km)で10km/L程、高速不使用、往復50kmで15km/L前後、往復120kmで16km/L前後です。

価格

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故障経験

・完成検査不正、エアバッグコントローラの制御プログラムのリコール。

・故障ではありませんが、寒い時に朝の走り出しだけ、左後方からギュッギュッ(クックッ、キュッキュッ)みたいな音がしますが、ディーラーの人曰くブレーキ関係ではないか、とのことです。6ヶ月点検の時に見てもらいましたが、夏場は音が出ず不明。音以外の影響はなし。