スズキ スイフトスポーツ 「歴史に残ってもおかしくない傑作コンパクトハッチ」のユーザーレビュー

歴史に残ってもおかしくない傑作コンパクトハッチ

2018.1.24

総評

現行の国産コンパクトハッチバックではこれ以上の車を200万そこそこで出すのは、それこそスズキ以外に作るのは無理なのでは？というのが正直なところです。
これだけ軽快に走るならATでも良かった、とさえ今は思ってます。
もし今後ZC34Sが発表されるような、この時代で言えば奇跡のような事があるなら、今度はATで乗ってもいいかな。
まあ、ZC33Sは最低でも10年は乗り続けるつもりなのでどうなるやら。
だってさ、慣らし中の段階で既に楽しいんですから。

満足している点

とにかく速い、曲がる、運転してて楽しいです。
アダクティブクルーズもMTでどうやって制御するのか？と思ってましたが、これだけの高トルクなら何も問題無いのが理解出来ました。(そもそも40～115キロまでの制御なので)
高速は6速まで入れたらシフトダウンする必要がほぼ無いので、積極的にクルーズコントロール入れて走ってます。
ただ、渋滞のノロノロ運転では上に記述したように40キロ以上でしか機能しないので、あまり意味を成しません。

不満な点

当然、純正ナビだから走行中(信号待ち中)は細かい操作が出来ません。
助手席の人もナビを弄れないので極めて不便です。
こればっかりは自前でTVナビキットを付けるしか方法は無しです。

デザイン

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走行性能

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カタログの数字よりも最小回転半径が小さいのでは？今までの愛車のkeiより小回りが利く気がします。
パワーに関しては今更言うまでもないのですが、フォレスターとスタート比べてみたら明らかにスイスポの方が圧倒的に速いような？国産のコンパクトカーではこれより速いのは今後も出ない気がします。
ステアリングは電動パワステとはいえ、しっかりインフォメーションを伝えてくれるので良いです。少し重いような気もしますが、落ち着いて乗るにはこれぐらいが丁度良いと自分は思います。
たまに指摘のある「シフトが遠い」ですが、身長165そこらの自分でも遠いと感じる事はありませんでした。これはステアリングの前後上下にシートの傾斜などでいくらでも調整出来る部分ですが、自分の場合は更にステアリングを近付けて(延ばして)使用しても遠くは感じません。

※追記
慣らしをしながらおぼろ気に「何かこのフィーリングには過去に覚えが…そうだ、あれだ」
と思い浮かんだのが実家の父が乗ってるフィットハイブリッドでした。
スイスポのエンジンは、モーターの出すフラットな特性と似た感じなんですよね。
いや、それをもうすこし尖らせた感じがスイスポなんです。
それが軽さと相まって驚異的な加速を生むのです。

乗り心地

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自分の身内がアウトバックに乗っているのですが、それをほんの少し足を硬くした印象。軽いわりに意外にどっしりしてます。
アイドリングの状態では驚くほど振動がありません。あまりにエンジン静かなので、信号待ちからのスタートで恥ずかしながらエンストしました。
今までの自分の車歴がカリカリのチューンドばかりだった為、ちょっと説得力にかけるかもしれませんが…。(うるさい車ばかりでしたから)

そうそう、意外に触れてる人が少ないのがスイスポ専用シートですが、純正でここまでホールド性高ければ個人的にはわざわざ社外品に替える必要は無さそうです。流石にブリッドのLOW MAXのようなリクライニングバケットには少し及びませんが、サイドにバケット用のサポートクッション入れれば近い感じになる…といいなぁ…。

積載性

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積載性は自分はあまり重要視してないので、40インチぐらいのTVを箱で積めれるサイズなら、むしろツーシーターでも充分、ぐらいに思ってます。

燃費

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今のところメーターの平均燃費は13.6となってますが、計算上は14～14.5ぐらいでしょうか。
今まで乗っていたkeiが調子良くて15ぐらいだったので、充分な燃費かと。
しかも、皆さんみたいにおとなしく40～60キロとかじゃなく、慣らしの回転数は越えてないとは言え100キロぐらいは余裕で出してますからね。

※追記
たまに4000まで回す程度なら14.2～14.4辺りで安定。

価格

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故障経験

今のところなし

故障ではありませんが、車線逸脱の警報が過敏過ぎるかなと。
あと、それに準じて自動ブレーキも意図しない場面で警告が出ます。(ブレーキが発動するまでには至りませんが、ブレーキ表示は出ます)
ディーラーにも1ヶ月点検で診てもらいましたが、不具合ではない模様。