スズキ スイフト 「高剛性。使いきれる。惜しむらくはMTがないこと。」のユーザーレビュー

高剛性。使いきれる。惜しむらくはMTがないこと。

2018.11.11

総評

ZC33Sの代車として数週間借用。
以前はZC72Sが愛車。

スポーツと比べればエンジンのパンチ力がかなり落ちるけど、レギュラーガソリンで燃費もソコソコ良いし、バランスがとにかく良い。普段使いで使いきれる楽しさがある。
これにMTが追加されれば最高ではないだろーか。

あとエンジンパワーが相当抑えられてる感じがするので、ECUを書き換えてハイオク仕様にして本当のパワーを開放すれば極めて面白い車になりそう。

満足している点

高いボディ剛性。
脚が良い。
全体のバランスが良い。
レギュラーでお財布にちょっと優しい。

ややローパワーゆえに今作の剛性の高さを実感できる。
「スイフトスポーツの全て」の開発者インタビューにあったようにスイスポはパワーに対してのボディ剛性が限界という感じ。
スイスポにピンで乗ってると分からないけど、なるほど今作は最初からスイスポ前提開発にしたおかげで標準ボディでも存外な剛性があるんだなと気付かされる。
特に前作ZC72Sからすると極めて高い剛性を感じる。前作でも相当良かったけど今作はやばい。良すぎる。

不満な点

アイストがない。
MTがラインナップされていない。
パワーを抑えすぎでは。もっと出来る子だろう。
発進加速のシフトスケジュールがダル。
直進時に若干ふらつく感じがする。スタビが強すぎるのかな？

あと、ミラー小さいよね（ﾎﾞｿｯ

デザイン

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走行性能

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とても良い。最初はエンジンがダルで気持ちよくないと思ったけど、全体で考えれば極上。

若干腰高な印象を受けるが、ロールがかなり抑えられていて不安を感じさせずにニュートラルに曲がっていく。
明らかに車体の剛性が勝っており、それに対してエンジンがマイルドなので迂闊に踏み込んでも全く破綻しない。

ZC33Sだとエンジンも車体の挙動ももっとアグレッシブなのでアクセルワークなどに若干の注意が必要だが、RStは難しいことを考えずに楽しめる。

乗り心地

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とても良い。
ZC33Sは継ぎ目でゴツゴツした感じだけどRStは上手くいなしてる。
シートもホールド性が充分高くて反発力も強め。
反発力はイグニスに似てる感じ。

積載性

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スポーツで実感してるけど今作はかなり載る。
リアの背もたれを外して助手席を一番前にして倒すとフラットに近くなり、170cm程度の人なら足を伸ばして寝られる。

燃費

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これを書いている11月期は都内で16.5～18km/L程度。
スポーツと比べて1.5～2は伸びる。
恐らく暑くなると燃費差が開くと思われる。
スポーツは真夏の燃費が非常に悪く、簡単に10を切る。
RStは1.0でマイルドなターボだから熱処理には余裕があるはず。

価格

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故障経験

なし