スズキ スイフト 「新コンパクトの大本命。でも時期が 2月のトヨタ・パッソ、7月の日産・マーチに続いてFMCしたスイフトですが、はっきり言って前二車種とは格が違う車になり」のユーザーレビュー

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スズキ スイフト

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評価

4

走行性能
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価格
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新コンパクトの大本命。でも時期が 2月のトヨタ・パッソ、7月の日産・マーチに続いてFMCしたスイフトですが、はっきり言って前二車種とは格が違う車になり

2010.8.30

総評
新コンパクトの大本命。でも時期が
2月のトヨタ・パッソ、7月の日産・マーチに続いてFMCしたスイフトですが、はっきり言って前二車種とは格が違う車になりましたね。パッソは元々「ヴィッツの一つ下の手頃な車」「買い物用町乗り車」というポジションだからいいのですが、日産コンパクトカーの代表であるはずのマーチは「世界戦略車」と言いつつずいぶんと残念な出来になってしまった、としか言いようが。その一方でスズキは同じく世界戦略車として送り出して各国で高い評価を得たスイフトを、「More SWIFT」という自信に溢れたコンセプトの元で着実に進化させてきました。現行スイフトユーザーという贔屓目もありますが、今後数年の日本製コンパクトカーをリードするのはこの新スイフト(とフィット・ハイブリッド、ヴィッツ後継辺りもかな)だろうと言ってもいい位でしょう。こういう車にこそどんどん売れて、日本の自動車業界にいい刺激を与えて欲しいですね。ただ、惜しむらくは発売がエコカー助成金終了間際の9月18日ということ。新車を買おうとしていた人は、皆とっくに他に行っちゃったのでは・・・・・・
満足している点
・実は大きく進化した外見
一台だけ見ると「どこが変わったの?」と突っ込みたくなるほどそのままですが、新旧スイフトの並んだ写真を見て衝撃。激変してます。同じスイフトでありながら、明らかに新しい。たとえるなら同じ漫画の第一話と最新話の絵柄を見比べるようなもので、同じ様に見えても数年の進化は一目見比べれば歴然です。
・見るからに進歩した内装
現行スイフトの内装、個人的には好きなのですがシンプルを極めた分そっけない印象なのも確か。それが新型でははっきりと変わりました。メーターのデザインも渋くて格好いいし、左右に伸びるシルバーのラインもなかなか。アクセサリーでシルバーのシフトノブパネルを付けると、左右のシルバーラインと繋がってアーチになるのでさらに良くなるかと。
・同価格帯で装備は充実
一番安いXGのFFで125万円(4WDは142万円)、と「スズキの普通車」と考えると一見高い。でも、最廉価グレードのXGでもハンドル位置の上下調節に加えて前後調節、タコメーター、フルオートエアコン、オーディオレスでもちゃんと6スピーカーを標準装備と充分、一つ上のグレードであるXL(FFで132万円、4WDで150万円)からはアルミホイールとオーディオスイッチ付き革巻きハンドル、最上級グレードのXS(FFで147万円、4WDで165万円)ではクルーズコントロールにパドルシフトが。このクラスにしてこの装備はかなりお買い得だと思いますよ。
・スイフト最大の売り、走る楽しさ
まずマニュアル車が設定されました。これだけでも車好き、ドライブ好きには嬉しいことです。皆、オートマで楽な運転ってそんなにいいの? さらに、最近は燃費最優先でエンジンに元気のない車が増えている中で、スイフトは現行エンジンの改良型で燃費をリッター23kmに高めながら(燃費自体は「やっと同クラスの標準」程度ですが)も現行と同馬力をしっかり維持。車重を軽量化し、サスペンションやパワーステアリングも改良したとのことで、スイフトの持つ走る楽しさはきっとさらに高まっていることでしょう。
不満な点
・旋回半径5.2mはでかい
旋回半径、XGの4.8mに対してXL、XSは5.2m。これ、16インチアルミホイールのせいでしょう。アルミホイールはいいとして、何で16インチにする必要が? 見た目重視で旋回半径の大きさまで「More SWIFT」はどうかと。消耗品であるタイヤの値段にも響きますし、アルミホイールにするとしても15インチホイールで旋回半径4.8mの方が買う人はうれしいんじゃないですかねぇ。
・グレードの差を安全装備で付けるってどうよ?
XSでは標準装備の横滑り防止装置にカーテン&前席サイドエアバッグ、XGとXLにはオプション設定もありません。個人的には極端に気にするわけではないのですが、「値段で安全に差がある」ということに腹を立てる心情も大いに理解できます。XSにはクルーズコントロールにパドルシフトもあるのですから、上級グレードとしては革張りシートでも付けてあげれば良かったんじゃないでしょうかねぇ。あるいは、XGやXLの装備を少し我慢してもらってエアバッグと横滑り防止装置に回すとか。とにかく、グレードで安全装備に差を付ける、というのは印象を悪くするのではないかと。
・正直、何故わざわざデビューをこのタイミングに?
個人的にはマーチを蹴散らして(パッソはアレでいいと思います。客層が違うので)日産の目を覚まさせる位売れて欲しい。でも、現行スイフトこそ「スズキの普通車」としては大ヒットだったものの、スプラッシュやキザシの売れ行きを見るに「スズキ=軽自動車」のイメージはまだまだ覆せていないような。「とりあえず軽自動車じゃ不満だから」という人は「日産・マーチ」のブランドで買うでしょうね。それに、デビュー時期がちょっと最悪では。エコカー助成金終了間際では近々新車を買おうと思っていた人は皆他所で選び終えてます。そんな時期にデビューして誰が新型スイフトを見に行くのかと。自分は見に行くけれど、冷やかし(というか買い換える金がない)ですよ。昨年度中、とは言わずともせめて一月でも二月でも早くデビューしていれば、エコカー助成金目当てで車選びをしている人に新型スイフトを見せることが出来たのでは。ひょっとすると「これなら助成金を諦めてもスイフトを買おう」と言う人も出てきたのでは、と思うとあまりに惜しいです。その辺の戦略をもう少し考えてほしかったなぁ、と・・・・・・
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