スズキ スイフト 「コスパと走りに優れた思い出に残る１台」のユーザーレビュー

コスパと走りに優れた思い出に残る１台

2016.12.5

総評

先代と併せてコンパクトカーの基準を大きく変えた1台だと思います。

価格に対しての基本装備の充実度、スポーティな走行性能、塊感のあるハッチバックスタイル、どれをとっても秀逸と言える名車でした。
週末はついついロングドライブに出たくなる、そんな思い出に残る名車です。

もうすぐお別れ・・・今まで本当にありがとう。

満足している点

まずはコスパでしょうか。
クルーズコントロール、セキュリティアラーム、イモビライザー、パドルシフトと言った今でも他社ではオプションになるような装備が標準装備されていながら乗り出し180万で買えるコストパフォーマンスの高さは抜群ですね。

安いからと言って内装も貧相ではなく、運転に集中できるシンプルで落ち着いた良い内装だと私は思います。プラスチッキーとかチープとか書かれていることがありますが、200万を切るコンパクトカーにいったい何を求められているのか理解に苦しみます。

また、開発者がこだわった走りについても、パワーこそ不十分さを感じる場面はありますが、思い通りに操る感覚のステアフィールと足回りは秀逸の出来です。軽量化と剛性にこだわり、足回りを絶妙なセッティングを施すことで出来上がった乗り味は１度体験してしまうと車に求める基準がグッと高まってしまいます。

そして先代のイメージを引き継ぎつつもシャープな印象になった塊感のあるスタイリングも嫌味がなく個性的で愛着が持てる良いデザインでした。カラーバリエーションがもう少しあるともっと良かったかもしれませんね。

不満な点

強いて言えば、抜群のコスパと「スイフト」の名にふさわしい軽快な走りを味わってしまうと、他の車に求めるハードルが上がってしまうことでしょうか。もっとも、最近では装備面での差は埋まりつつありますね。
今年末から来年初に発売されると言われる次のスイフトではどんなこだわりを見せてくれるのか、楽しみではあります。

またよく言われる積載量については、確かに少し不満がありました。週末にまとめて日用品を買い足す生活ですが、スーパーの大きめな袋５袋程度でトランクはいっぱいになってしまい、それ以上買った場合は後部座席にも積む状況でした。常時3人以上乗る人や4人以上での旅行が多い人はこの点十分事前にチェックすることをお勧めします。

ちなみに経年劣化について、丸6年乗りましたが気になったのはゴム系パーツの劣化による密閉性の悪化と、内装にわずかなビビりが始まったことでしょうか。おそらくこの辺はコストカットによるところが影響していると思われます。
長年乗る方はある程度覚悟しておいた方が良いかもしれません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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エンジンストップやエネチャージなどなしでも十分な燃費でした。もっとも、走り方は優しい方だと思いますので、その分で稼げている部分もあるかと思います。
高速＆郊外快適ドライブで21km/L前後
街乗りメイン・エアコンなしで17km/L前後
街乗りメイン・エアコンありで15km/L前後

価格

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故障経験