自動車の専門家に質問です。

Question

イギリスのダイソンが3000億円を投じて電気自動車の車体とバッテリーを自社開発すると言っていますが3000億円でバッテリーまで自社開発して世界競争に着いて行けるのでしょうか？

もうスマホのバッテリーの質は悪くて、寿命が来たら膨らむのを当然のように消費者は受け入れているが、アップルのスティーブ・ジョブズが生きていたiPhone4のときのアイフォンは未だにバッテリーは膨張していない。

それなのにコスト重視にしたティム・クックが設計したiPhoneはバッテリーが2年もしたら劣化してバッテリーが膨張する欠陥品を売り続けている。

iPhone8なんか酷くて出荷されて消費者が箱を開けたらバッテリーが膨らんでいたという事例まで起こっている。

で話は戻りますが、アメリカのテスラですら宇宙開発するテスラですらバッテリーは日本のパナソニックに頼っていた。

パナソニックは今や家電メーカーではなくバッテリーメーカーとなっている。

そのパナソニックにダイソンが勝てるのか？

開発者は400人体制だという。

2030年だから13年で3000億円を400人で消化したら1人当たり年間5660万円。

どう思いますか？

パナソニックの掃除機を抜いたようには簡単にバッテリーも抜いて行くのでしょうか？

Answer 1

なんか勘違いしているようです

リチウムバッテリーは容量が増えたり
急速充電に対応すると
爆発などの可能性が高くなるのです

現在、爆発する可能性の無いリチウムバッテリーは
実用化されていません

研究室では開発されていますが
実用には数年かかる見込みですし
実用されたとしても
コストがどうなるかわかりません

パナソニックの研究というのは嘘です
研究者が開発したのであって
パナソニックが開発したわけではありませんし
リチウムバッテリーを開発した研究者は
パナソニックに愛想をつかせてサムスンに就職しました

現在、次世代バッテリーが数種類、研究施設で開発されています

http://gigazine.net/news/20170911-non-aqueous-lithium-ion-gel/

リチウムではなく、亜鉛バッテリーでの開発
超低コストで高出力

http://gigazine.net/news/20170821-znc-air-battery-catalyst/


ちなみに、これらの次世代バッテリーの開発に共通しているのが

「日本以外の国での開発」

です、

日本は完全に次世代バッテリーの開発から脱落しており
現在のバッテリーでシェアが多くても
次の世代ではボロ負けが確定しています

なぜなら

日本企業は開発に金を使ってこなかった

からです

ダイソンが3000億もかけられるのに
年に2兆円の利益を出してきたトヨタが
この30年で使った研究開発費が
その1/10も無いのはどうしてでしょうねぇ

日本の企業は利益が出れば
全部遊びに使ってきたからです

これで勝てたら奇跡です

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます